修理・修復

赤ぼんぼり(朱塗りぼんぼり) 張替え  

2010年12月5日 by sporder

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赤ぼんぼり(朱塗りぼんぼり) 張替え

朱塗りぼんぼりの火袋を張り替えました。
火袋は、ぼんぼりの中で一番痛みやすい部分で、
布の張り替えや、骨の取替え・塗替え等の修理をよく承ります。
今回は、全高3尺5寸の大型のぼんぼりの火袋ですが、
状態が良く、布のみ張り替えました。
布地は、正絹の赤羽二重です。

賽銭箱の修理

2010年11月30日 by sporder

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賽銭箱の修理

賽銭箱の修理をしました。
上部桟部分が一箇所破損のため取替えをし、鋲の取替えと、表面の文字を書き直しました。
お取替えした桟は、着色して目立ちにくいようにしております。

ぼんぼり塗替え(雪洞塗替え)  

2010年10月15日 by sporder

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ぼんぼり塗替え(雪洞塗替え)

赤ぼんぼりを塗り替えました。
経年によって、漆塗りが劣化して光沢がなくなり黒ずんでいましたが、
漆を塗替え、面取り部分には本金箔を押し、火袋は正絹赤羽二重の布で張り替えました。
その際に、電装部分も新調しております。
漆の濃い赤色と火袋布の朱赤、金縁のコントラストが品良くおさまっています。

太鼓張替え  

2010年10月12日 by sporder

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太鼓張替え

胴長太鼓を張り替えました。
大型の太鼓で、片面が破れておりましたので、片面のみの張り替えです。
張り替え後 胴部分もニスを塗り直しましたので、光沢が出て木目が綺麗に浮き出ました。

太鼓塗替え(片面) 

2010年10月6日 by sporder

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太鼓塗替え(片面)

太鼓の塗替えをしました。
一面のみが傷んでおり、反対面と側面は状態が良かったので、片面のみの塗替えをしました。
太鼓の面の塗りは、厚く塗りすぎるとひび割れがおこり、薄すぎると光沢が出ないことから塗師の技術の差が出るところです。
鏡面のように輝く太鼓に塗りあがりました。

太鼓撥の革巻き

2010年9月26日 by sporder

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太鼓撥の革巻き

太鼓撥の革を修理しました。
撥の先端が丸くなった、楽太鼓や平吊太鼓等にお使いになる撥です。
長期の使用により革が擦り切れましたので、新たに鹿革を巻き直しました。
撥革は、面に彩色等を施してある太鼓を打つ場合、それを保護するために巻かれるものです。
白い鹿革で巻かれた木撥を見ると、しなやかを感じます。

太鼓張替え(懺法太鼓)

2010年7月5日 by sporder

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太鼓張替え(懺法太鼓)

太鼓を張り替えました。
平太鼓の中でも厚みが薄く 懺法太鼓(せんぼうたいこ)と呼ばれるものです。
片面の革がしっかりとしていたので、片面のみ張り替えました。
今回お預かりした太鼓は、上部に木の軸が取り付けられた珍しい形のものでした。

胴長太鼓 革張替

2010年6月17日 by sporder

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胴長太鼓 革張替

胴長太鼓の革を張り替えました。
経年の劣化で革が緩み胴も傷が目立っておりましたが、革を張り替えて胴を補修して塗り替えることで、新生しました。
新しい太鼓も良いですが、伝わるものをきちんと補修し丁寧に扱うことにも美しさを感じます。
古い太鼓の場合、胴の内側に、作者や奉納者・年月日が
墨等で記載されていることもあり、お客様自身が驚かれるような新たな発見があります。

太鼓・鉦鼓(すりがね)塗り替え

2010年5月26日 by sporder

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太鼓・鉦鼓(すりがね)塗り替え

太鼓・鉦鼓を塗り替えました。
作業工程は、本体から金具類を全部外し、本金メッキを施します。
太鼓・鉦鼓の枠や土台部分は、経年による歪みや割れを補修した上で黒漆塗りを行いました。
太鼓本体は、黒漆塗りの後に本金箔で巴柄を描きました。
楽証も色の付け直しをしました。
これらの作業は、約2ヶ月 数々の職人の手を経て完成しました。
完成後 新品と変わらぬ輝きを取り戻し、漆黒と金の光沢に目を奪われます。

ぼんぼり火袋 張り替え

2010年5月17日 by sporder

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ぼんぼり火袋 張り替え

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。
布は赤の正絹羽二重を使用しており、
灯火する穏やかな光を放ちます。
布を張り替えるだけで、見違えるほど綺麗になりました。