ブログNo.3181
御簾 赤地金紋 雅10釜 138×65㎝
御簾をお仕立てしました。 神殿内陣に設えられます。 幅138cm丈65cm、竹は綿糸表編み、布は赤地金紋雅、
房はより房2段染です。
雅の金紋は、深みのある緋色に丸に梅鉢の金紋が映え、
非常に質感の高い御簾に仕上がります。
ブログNo.3174
祝い房(紅白) 揚巻
鏡餅に設える祝い房を製作しました。
お正月を美しく祝うための、装飾用の揚巻房でございます。
房:2寸5分(約7.5㎝)全長15㎝
神祭具は平安時代の貴族の住まいの調度を起源にするものが多数あり、
永きにわたる時代の変遷の中で、
余分な部分が削ぎおとされ、昇華された形で現在に伝わっております。
これからも、日本の美しい文化として後世につたえるために、
そのままの形をお伝えする一方で、
本質は押さえながらも、時代に応じて美しく変化していくことも大切なことかと考えております。
今年一年、清々しくも美しい神祭具のお取り扱いができたことが、
弊社スタッフ一同、大変光栄でありがたく感じております。
来年も気持ち新たに、美しい神具のお取り扱いをさせていただきます。