2012年2月
2012年2月19日 by sporder632
神饌台(八脚案) スプルース材
神饌台(八脚案)を製作しました。
材質はスプルース材です。
神殿の三段ある案の、下段のお取替えです。
案の高さは10cmですが、板の厚みが1寸(3cm)あるため、
安定感のある形に仕上がりました。
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2012年2月17日 by sporder631
御簾 正絹本倭錦 麻房付き
御簾をお仕立しました。
社殿の内装としてしつらえられるもので、
布は正絹本倭錦、竹は綿糸表編み、房は麻房の三段染めです。
小葵を意匠化した倭錦は、
人絹(化繊)、交織、 正絹と 織糸によって3種類あり、
特に正絹地のものは 本倭錦(ほんやまとにしき)と呼ばれます。
最上の布で仕上げられた御簾は、 全体が品のある光沢に包まれているようです。
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2012年2月16日 by sporder630
戸帳 上紡緞子 布筋両面
戸帳をお仕立しました。
大型の社殿にしつらえられます。
上紡緞子の生地に朽木柄を摺りこみ、
布筋は赤紫の胡蝶柄入り、 仕立は裏付きです。
今回の戸帳は、布筋を両面にして、巻き上げることができるようにしております。
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2012年2月15日 by sporder629
薄縁 繧繝四方縁
薄縁をお仕立しました。
社殿の内装としてしつらえられるものです。
布は、上質の繧繝布、仕立は袷仕立、縁は四方につけております。
繧繝は濃淡の層をなすように織り上げられた意匠で、
縁の中では、最も格式の高いものと位置づけられています。
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2012年2月14日 by sporder628
簡易祭壇 三段型 天板スプルース材
祭壇を製作しました。
組み立て分解のできる簡易型で、天板はスプルース材です。
天板の厚みは、
八脚案と同じ(3cm)にすると重くなり、携帯性が損なわれるため、
やや薄めにしております。
高さもご指定により、標準寸法よりやや低目に設定しました。
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2012年2月13日 by sporder627
桐箱 印籠蓋
箱を製作しました。
御神石を納められるもので、材質は桐材、蓋は側面が揃った印籠蓋です。
今回は、御神石を納め人目にふれないように、
胴を深め(蓋を浅め)にしましたが、
納めるものを見やすくする場合には、
胴を浅め(蓋を深め)にすることもございます。
桐箱職人の手によって、細部まで丁寧に仕上げられています。
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2012年2月12日 by sporder626
赤ぼんぼり(赤雪洞) 火袋張り替え 赤正絹羽二重布
赤ぼんぼりの火袋を張替ました。
直径57cmの大型の火袋で、
長年の御使用によって、布が劣化し破れたり剥がれたりしておりました。
専門職人の手によって、一枚づつ丁寧に赤色の正絹羽二重布が張られ、
元のかたちにおさまりました。
ぼんぼりは、まわりを明るくする照明という機能だけでなく、
神殿に穏やで神々しさ醸し出す 雰囲気を作り出すものでもあります。
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2012年2月11日 by sporder625
八足(八脚案) 木曽桧製
八足(八脚案)を製作しました。
材質は、天板が木曽桧の板目、脚部は吉野桧です。
寸法は、幅、奥行、高さとも ご指定の寸法で仕上げました。
(今回の寸法は、幅約60cm)
木曽桧の板目は、天然素材のため、
製作ごとに木の目の流れ具合や、
人肌色をベースとした 赤や白の色合いの強さが異なります。
しかし、そのそれぞれの組合わせに、
意図しない美しさが宿っているように思います。
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2012年2月10日 by sporder624
御簾 綾錦萌黄金糸入り 切房二段染め
御簾をお仕立しました。
布は綾錦萌黄金糸入りで、竹は表編み、房は切房紅白二段染めです。
社殿の前にしつらえられるもので、2枚の御簾を並べられるため、
布の柄合わせをしております。
萌黄地の布と 紅白二段染めの房の組合わせによって、
全体が可憐な感じに仕上がりました。
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2012年2月9日 by sporder623
IPAD木製台 桧製スタンド
ipadのスタンドを製作しました。
フロントに置かれるため、
白木の風合いで安定感のある質感の高い台にしてほしいとのご依頼です。
厚地の木曽桧の一枚板に、蟻差しで脚を組み入れています。
Ipadはカバーをせずにそのまま置かれるため、
本体の厚みに合わせています。
縦置き、横置き 双方の場合に桧の厚板が見えるので、
落ち着きが感じられます。
Ipadと、桧の自然な色合いが馴染んでいるように思います。
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