緋袴をお仕立てしました。
禊籠りの神事で、
女性の氏子の方々がお召しになります。
素材はウール地で、色合い緋色です。
緋色は、古来より赤色として重用された、
茜(あかね)から生まれた高貴な色合いで、
『思ひ』の『ひ』をかけて、
情熱的な思いを表す色と伝えられています。
子ども用の千早をご用意しました。
御造営祭典の際に、緋袴、白衣の上にお召しになります。
普段とは違う『ハレ』の衣裳を召された子どもたちは、
緊張と嬉しさが交錯したはにかんだ様子で、
その姿を眩く見守る親御さんや村の方々の姿が目に浮かぶようです。