楽器類

太鼓塗り替え  

2012年10月17日 by sporder

848
太鼓塗り替え  

直径2尺(約60cm)の大きい太鼓を塗り替えました。 

多年のご使用で、巴柄の金箔がはがれ、
黒の漆部分も細かくひび割れ、
一部では下地が見える状態でした。 

後面は未使用で綺麗なので、
片面のみを塗り替えしております。 

専門の塗師によって、丁寧に漆塗り・箔押しがなされ、
新品同様の光沢に戻りました。


太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

2012年8月29日 by sporder

804
太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

(前回ブログ799 の続きです。) 
太鼓と太鼓台を塗り替え、 金具を取り付けました。 

太鼓の直径は1尺8寸(約54cm)です。 

太鼓台は、生地が木製のため、
年月を経ると木がやせて(細くなって)、 
ぐらつきが生じる事が多々ございます。 

この度の台も、揺れがでておりましたので、
きちんとおさまるように補修をしております。  

組み上げてみると新品と全く見分けがつないくらい、 
美しく生まれ変わりました。 

太鼓・太鼓台 塗替 2-1 

2012年8月24日 by sporder

799
太鼓・太鼓台 塗替 2-1

太鼓と太鼓台を塗り替えました。

金具類を外して、 太鼓・太鼓台を黒漆と本金箔で塗り替え、
金具類を新調しております。

軒先に掛けた簾によって、夏の日差しが幾分柔らかくなり、
塗り上がった漆は、深みのある黒に輝いています。

法螺貝(ほら貝)    飾紐付き

2012年7月11日 by sporder

760
法螺貝(ほら貝)  飾紐付き  

法螺貝をご用意しました。  
奈良の伝統芸能でご使用されるもので、
全長約38cmの中型の法螺貝です。

口金から貝の中心にかけて、 赤色の紐で揚巻に結び、
先に平頭のより房を付けております。

篠笛 (縦笛) 神楽用 

2012年5月23日 by sporder

716
篠笛 (縦笛) 神楽用   

6穴の篠笛を製作しました。

お神楽にご使用されるもので、
材質は竹製、歌口が笛の小口ついた 縦笛です。 

篠笛は横笛が主流ですが 、
全国には 縦笛でご奉納される伝統も継承されています。  

平釣太鼓 1尺4寸 文字入れ

2012年4月23日 by sporder

689
平釣太鼓 1尺4寸  

平釣太鼓を製作しました。  

神社の祭事に御使用されるものです。

胴の奥行きが浅い平釣太鼓で、
胴の材質は栓材、直径は1尺4寸(約42cm)です。

 通常直径1尺4寸の平釣太鼓場合、一重鋲で仕上げますが、
今回は、二重鋲で仕上げています。


ニス仕上げの胴には、社名と年月日を黒色で入れました。

拍子木 紫檀7寸 白紐付き

2012年4月11日 by sporder

677
拍子木 紫檀7寸 白紐付き  

紫檀製の拍子木に白紐をお取付けしました。
拍子木は5寸(約15cm)より5分(1.5cm)刻みに9寸(27cm)まであり、
材質は紫檀材と花梨材がございます。  

拍子木は、吟味した材料を使って職人が手造りで仕上げますが、
完成品を単に二本ずつ組み合わせるだけでは、良質の音が出ません。

最良の音が出るように、多数の中から一組づつ組み合わせることが、
熟練の技といえます。

三曲台(三味線、胡弓用台) 足高 木曽桧製  

2012年4月2日 by sporder

669
三曲台(三味線、胡弓用台) 足高 木曽桧製  

三味線と胡弓をのせる、三曲台を製作しました。  

材質は木曽桧材で、
椅子に掛けたときに、手に取りやすい高さ(ご指定寸法)に設定しております。 

三曲台は、既製品として低型と足高型がございますが、
今回のように、ご指定の寸法での製作も承ります。

楽太鼓  3/3 楽太鼓組み立て完成

2012年3月26日 by sporder

665
楽太鼓  3/3 楽太鼓組み立て完成   

楽太鼓を組み上げました。 

太鼓台(ブログNo.661)は、全て部品に分かれており、 
釘や接着剤を使用せずに、 蟻組で組み上げます。 

上部に火・水・雲等を意匠化した火炎と呼ばれる金具差し込み、 
中央に太鼓本体(ブログNo.662)を掛けます。 

太鼓の左右の金具を、房(ブログNo.658)と紐で結び、 
丸枠の左右の撥掛けに撥(ブログNo.663)を掛けて、
楽太鼓が完成します。 

楽太鼓は、細分化された専門職人の技術の結集です。

楽太鼓撥

2012年3月24日 by sporder

663
楽太鼓撥 

太鼓の撥をご用意しました。  

太鼓の撥は木製で、黒塗り仕様で頭を革巻きしております。 

楽太鼓の撥は、革巻きで、一般の撥に比べやや短いのが特徴です。 

より装飾性を高める為ために 
柄の部分に飾り金具を取り付ける場合もございます。