修理・修復
2012年12月12日 by sporder
898
太鼓 2尺2寸 漆塗り本金箔押し 片面塗り替え
太鼓の片面を塗り替えました。
直径2尺2寸(約66cm)の大型の太鼓です。
経年のご使用で、漆部分の摩耗と割れ、
金箔部分が剥がれておりました。
幸いに裏面と側面には、殆ど傷のない綺麗な状態でしたので、
片面のみを塗り替えています。
太鼓専門の塗師によって、 新調品のように綺麗に仕上げられただけでなく、
側面との色合に違和感のない 丁寧な仕事がなされています


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2012年11月25日 by sporder
883
赤ぼんぼり 3尺 火袋張り替え
高さ3尺(約90cm)の赤雪洞の火袋を張り替えました。
布は、正絹の赤羽二重を使用し、
専門職人の手によって一枚一枚丁寧に張り上げられました。
張り替えられた赤雪洞は、柔らかな明かりを放ち、
神殿を穏やかに照らします。

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2012年11月16日 by sporder
875
太鼓2尺5寸 塗り替え 漆塗り本金箔仕上げ
太鼓を塗り替えしました。
直径2尺5寸(約75cm)
深さ1尺3寸(約40cm)の大型の太鼓です。
長期のご使用で、表面の漆と金箔が剥がれ、
損傷の激しい箇所もありました。
太鼓専門の塗師によって、
下地から整えられた太鼓には漆が塗られ、
面は巴の先端まで綺麗に本金箔で描かれています。
本革が張られた太鼓面を漆で塗り上げる技術は、
厚すぎるとひび割れをおこし、薄いと光沢が出ないため、
相反する要素を調和させることが要求され、
大切に継承された相伝の技であるといえます。


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2012年10月31日 by sporder
861
小田原提灯 張替
小田原提灯を張り替えました。
全長106㎝の大型の小田原提灯です。
表面は『御神燈』、
裏面には大字名と『氏子中』の文字が入ります。
提灯の収納箱には、製作時期が明治後期と記され、
何度も塗り替え、張り替えを繰り返されて、
大切に受け継がれてきたことがわかります。
枠は強固に作られており、装飾の金具類も、
鍵金具の『蝶』や蝶番の『柏葉』など、
優美な意匠が施されています。
後面の 氏 の文字には『、』が入り、
文字のかたちも大切に継承されています。


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2012年10月17日 by sporder
848
太鼓塗り替え
直径2尺(約60cm)の大きい太鼓を塗り替えました。
多年のご使用で、巴柄の金箔がはがれ、
黒の漆部分も細かくひび割れ、
一部では下地が見える状態でした。
後面は未使用で綺麗なので、
片面のみを塗り替えしております。
専門の塗師によって、丁寧に漆塗り・箔押しがなされ、
新品同様の光沢に戻りました。


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2012年8月29日 by sporder
804
太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2
(前回ブログ799 の続きです。)
太鼓と太鼓台を塗り替え、 金具を取り付けました。
太鼓の直径は1尺8寸(約54cm)です。
太鼓台は、生地が木製のため、
年月を経ると木がやせて(細くなって)、
ぐらつきが生じる事が多々ございます。
この度の台も、揺れがでておりましたので、
きちんとおさまるように補修をしております。
組み上げてみると新品と全く見分けがつないくらい、
美しく生まれ変わりました。


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2012年8月24日 by sporder
799
太鼓・太鼓台 塗替 2-1
太鼓と太鼓台を塗り替えました。
金具類を外して、 太鼓・太鼓台を黒漆と本金箔で塗り替え、
金具類を新調しております。
軒先に掛けた簾によって、夏の日差しが幾分柔らかくなり、
塗り上がった漆は、深みのある黒に輝いています。


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2012年5月24日 by sporder
717
絵馬の修理
絵馬を修理しました。
拝殿にご奉納されておられる絵馬ですが、経年と湿気によって、
額縁に納まる付近が朽ちておりました。
まず、 朽ちた部分切り出し、
同じ厚みの板を取り付けて 下地を再生しました。
その後 全体に違和感が出ないように、
新調部分に彩色を行いました。
今回の修理は、木工職人と絵師の円滑な連携によって、
元のかたちを再現できたように思います。

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2012年5月14日 by sporder
708
額10尺 白木枠新調 表装
額の白木枠を新調し、表装しました。
額の幅が10尺(約3m)と大型の額です。
神殿上部にしつらえると細く見えるため、
白木枠(縁)は太めの部材を使用しており、
大人2~3人で持たなければならない重量になりました。
本紙は破れ等を補修し、赤布は正絹の赤羽二重です。
本紙はやや色づいていますが、
白木と赤羽二重布に程良く馴染んでいるように思います。


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2012年4月25日 by sporder
691
賽銭箱 修理
賽銭箱を修理しました。
お預かりいたしました賽銭箱は、
引き出しの引き手面全体と、引き出し面上部の板が破損しておりました。
上部板の破損箇所を取り除き、
新調の引き手面をその分高くしております。
木工修理完成後、ニス引き塗装で仕上げました。
(ブログ写真は、ニス引き前の状態です。)


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