修理・修復

絵馬の修理  

2012年5月24日 by sporder

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絵馬の修理

絵馬を修理しました。 

拝殿にご奉納されておられる絵馬ですが、経年と湿気によって、
額縁に納まる付近が朽ちておりました。

まず、 朽ちた部分切り出し、
同じ厚みの板を取り付けて 下地を再生しました。 

その後 全体に違和感が出ないように、
新調部分に彩色を行いました。 

今回の修理は、木工職人と絵師の円滑な連携によって、
元のかたちを再現できたように思います。

額10尺 白木枠新調 表装  

2012年5月14日 by sporder

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額10尺 白木枠新調 表装  

額の白木枠を新調し、表装しました。 
額の幅が10尺(約3m)と大型の額です。 

神殿上部にしつらえると細く見えるため、
白木枠(縁)は太めの部材を使用しており、
大人2~3人で持たなければならない重量になりました。  
本紙は破れ等を補修し、赤布は正絹の赤羽二重です。 

本紙はやや色づいていますが、
白木と赤羽二重布に程良く馴染んでいるように思います。

賽銭箱 修理

2012年4月25日 by sporder

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賽銭箱 修理  

賽銭箱を修理しました。 

お預かりいたしました賽銭箱は、
引き出しの引き手面全体と、引き出し面上部の板が破損しておりました。 

上部板の破損箇所を取り除き、 
新調の引き手面をその分高くしております。 

木工修理完成後、ニス引き塗装で仕上げました。 
(ブログ写真は、ニス引き前の状態です。)


赤ぼんぼり 火袋骨修理 張り替え  

2012年3月9日 by sporder

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赤ぼんぼり 火袋骨修理 張り替え   

赤ぼんぼりを修理しました。 
永年のご使用で、 火袋の骨が4箇所折れ、 
布がはがれている状態でした。 

火袋は、製作した職人によって微妙にカーブが異なるため、 
修理の場合には、現状の曲がり具合を型に取り、
それに合わせて、骨を製作することになり、
手間と時間の掛かる手作業となります。

新調された骨に、現状の色合いにあわせた朱が塗られ、 
布張りの職人によって、赤羽二重布が張られて完成しました。

 

石帯 修理(石取り付け)

2012年3月1日 by sporder

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石帯 修理(石取り付け)  

石帯を修理しました。 
長年のご使用で、石がはずれたため、糸でお取付けしました。 

丸や正方形といった石が、十字の形に革製の帯にとめられた石帯は、
幾何学的なデザインが特徴で、
装飾具の中でも、独特の雰囲気をもっています。

 

三味線 ほぞ破損の修理

2012年2月21日 by sporder

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三味線 ほぞ破損の修理

地唄三味線のほぞの破損を修理しました。

高級材の紅木(こうき)ですが、 ほぞの部分が3箇所折れ、
使用ができない状態でした。

三味線の専門職人の手によって、 ほぞが綺麗に埋め込まれ、
組み上げても継目にひっかかりがなく、
元の演奏できる状態に戻りました。

赤ぼんぼり(赤雪洞) 火袋張り替え 赤正絹羽二重布

2012年2月12日 by sporder

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赤ぼんぼり(赤雪洞) 火袋張り替え  赤正絹羽二重布 

赤ぼんぼりの火袋を張替ました。

直径57cmの大型の火袋で、 
長年の御使用によって、布が劣化し破れたり剥がれたりしておりました。  

専門職人の手によって、一枚づつ丁寧に赤色の正絹羽二重布が張られ、
元のかたちにおさまりました。      

ぼんぼりは、まわりを明るくする照明という機能だけでなく、 
神殿に穏やで神々しさ醸し出す 雰囲気を作り出すものでもあります。

太鼓塗り替え 吊金具取り替え

2012年1月28日 by sporder

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太鼓塗り替え 吊金具取り替え   

太鼓全体を塗り替えました。 
直径2尺2寸(約67cm)の大型の太鼓で、
黒の本漆で仕上げ、面の巴と胴には、本金箔を押しています。  

胴の吊金具が、経年のご使用で磨耗しておりましたので、
お取換しました。

六角吊灯篭 修理 鍍金直し

2012年1月16日 by sporder

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六角吊灯篭 鍍金直し   

六角吊灯篭を修理しました。 

現状は、 全体に錆が出て
土台の軸受けや扉の打ち掛け金具の欠如などがあり、
組み上げることすらできない状態でした。 

専門職人の手によって、 
破損部分の金具の取り替えや、歪みの補正がなされ、 
本金メッキが施されると、
六角吊灯篭の本来の輝きを取り戻しました。

霊璽(御霊代、御霊箱) 覆(おおい)取替え  

2011年10月23日 by sporder

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霊璽(御霊代、御霊箱) 覆取替え

霊璽(御霊代、御霊箱)の覆いをお取り替えしました。
赤系、青系、白系の錦や金襴の中から、
青系の金襴をお選びいただき、お仕立てしました。

霊璽の覆いは、布だけのものや、
神鏡、飾り房等の付いたものなど各種の仕様がございます。

御霊の社(御霊舎)に納められた霊璽は、
参拝される際にも目に触れるものではありませんが、
年祭など節目の時に覆いをお取替えされることは、
御霊を偲ぶ意味でも良きことであると思います。