修理・修復
2011年8月23日 by sporder
474
太鼓台金具取り付け
太鼓台の錺金具(飾金具)を取り付けています。
太鼓の塗り替えの最終工程で、塗師によって本漆で塗り替えられた太鼓台に、
本金鍍金(メッキ)された金具を、本金鍍金の釘で取り付けて完成となります。
今回の一部の金具には、同じ位置のものでも、
菊と牡丹モチーフの配置を変えて変化をもたせています。
この違いは、製作に携わった者しかわからないことですが、
あえて僅かな変化をもたせることに 職人のこだわりが感じられます。
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![bettyuu474-5](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/08/bettyuu474-5-300x225.jpg)
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2011年7月29日 by sporder
453
太鼓塗り替え
太鼓の塗り替えが完成しました。
約2ヶ月の期間をかけて、
生地の歪みや破損部分の修正、塗り、金具の鍍金等
各専門職人の手を経て、金具の取り付け、 組み上げ確認を行います。
塗り替え前の状態と比べ、 輝きはもちろんのこと、
太鼓としての佇まいが際立って良くなったように思います。
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![bettyuu453-3](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu453-3-300x280.jpg)
![bettyuu453-4](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu453-41-300x300.jpg)
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2011年7月27日 by sporder
451
太鼓台 塗り替え 金具取り付け
太鼓台の金具を取り付けています。
太鼓本体及び、太鼓台、鉦鼓台の全体塗り替えとして
お預かりしているものです。
台本体は、塗師によって新品同様に塗りかえられ、
金具類も職人によって本金鍍金をかけられ、
すべての部品を組み上げる工程に入りました。
今回の金具は、脚部のラインに沿って綺麗に仕上げられており、
金具を取り付けていても、気持ちよくおさまってゆきます。
作業場の前から差し組む自然光によって、
金具は、本金鍍金独特の高貴な輝きを放っています。
![bettyuu451-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu451-2-300x225.jpg)
![bettyuu451-3](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu451-3-300x243.jpg)
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2011年7月18日 by sporder
433
胴長太鼓 革張替
胴長太鼓の革を張り替えました。
直径1尺8寸(約54cm)の大型の太鼓で、
長年のご使用で革に緩みが出ており、 両面とも張り替えております。
先日も職方と話をする機会があり、
『革の張り具合も、基本を大切にしながら、従来のかたちに固執することなく、
今のお客様のご要望に合わせて変化させている』とのこだわりを聞きました。
張りあがった革の縁に並ぶ、鋲が等間隔に一線に並ぶさまからも、
技術の高さがうかがえます。
![bettyuu443-3](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu443-3-300x264.jpg)
![bettyuu443-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu443-2-300x297.jpg)
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2011年7月17日 by sporder
442
朱塗りぼんぼり 火袋張替え
朱塗りのぼんぼりの火袋を張り替えました。
厚みのある、小葵の地模様の入った交織布を使用し、
職人の手によって、1枚づつ丁寧に張り上げられました。
ぼんぼりに灯が灯ると、火袋からこもれ出る光が、
まわりを穏やかに照らし出します。
![bettyuu442-1](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu442-11-300x225.jpg)
![bettyuu442-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/07/bettyuu442-2-300x295.jpg)
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2011年6月16日 by sporder
414
楽太鼓 片面塗り替え 本金箔仕上げ
楽太鼓の片面を塗り替えました。
長期の御使用で、彩色や金箔、下地の漆が剥がれ、
太鼓の革面が見えてきたのを機会とされての修理です。
塗り替えは、漆をかけて下地をつくり、
表面を整え、本金箔を押しています。
裏面は、三つ巴の獅子柄をそのままに残しています。
獅子の図柄は、絵師によって 獅子のかたちや彩色の細かな色あいが異なり、
それが絵師の個性であり、美的センスであると思います。
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![bettyuu414-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/06/bettyuu414-2-300x279.jpg)
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2011年5月22日 by sporder
391
太鼓塗り替え
太鼓を塗り替えました。
直径が2尺(約60cm)の大型の太鼓で、
太鼓本体、枠を本漆本金箔で塗り上げ、
火炎や金具類は本金メッキ、楽鉦は色を付け替えました。
全ての部品が整い、金具類を取り付ける際に、
金具の珍しいデザインや草花の意匠に出会うことがあります。
金具職人の思いや遊び心を推し量ることも、ささやかな楽しみです。
![bettyuu391-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/05/bettyuu391-2-300x258.jpg)
![bettyuu391-4](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/05/bettyuu391-4-300x199.jpg)
![bettyuu391-3](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/05/bettyuu391-3-235x300.jpg)
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2011年5月12日 by sporder
382
胴長太鼓 革張り替え(両面)
胴長太鼓の革を両面張り替えました。
革面8寸約24cm)の太鼓です。
経年のため 革面及び胴部分が劣化しておりましたが、
革を張替え、胴部分もニス引きすることで、元の姿に戻りました。
太鼓職人の熟練の技で、
二重の鋲が、太鼓の円周に隙間なく、等間隔で打ち込まれています。
![bettyuu382-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/05/bettyuu382-2-300x279.jpg)
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2011年5月1日 by sporder
373
太鼓 片面張り替え+塗り替え
2/23ブログに掲載しました、片面張り替えの太鼓を塗り上げました。
太鼓面は、黒漆で塗り上げ、その上から本金箔で巴を描くのですが、
撥で太鼓面を叩くため、 漆を厚く塗りすぎるとひび割れがおこり、
薄くすると漆本来の光沢が得られません。
その絶妙の塩梅は、代々受け継がれた職人伝承の技といえます。
![bettyuu373-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/05/bettyuu373-2-283x300.jpg)
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2011年4月17日 by sporder
359
輿(こし)
輿の修理修復をしました。
細部に鶴、松竹、獅子、象、雲など吉祥の細かい彫物がなされています。
正面上部には、足を開いてしゃがんでいる男、
下には 高貴な身分を思わせる男女が表現されています。
これが、祭りや神社に由来する縁起なのか、
歌物語の一節をトリミングしたものなのかわかりませんが、独特の空気が漂います。
押し付けがましくない、ユーモラスは表現に、
彫師の余裕と遊び心が感じ取ることができます。
![bettyuu359-2](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/04/bettyuu359-2-300x199.jpg)
![bettyuu359-3](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/04/bettyuu359-3-300x199.jpg)
![bettyuu359-4](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/04/bettyuu359-4-300x199.jpg)
![bettyuu359-5](https://shinguya.com/special_order/wp-content/uploads/2011/04/bettyuu359-5-300x257.jpg)
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