神具

高張提灯 1尺4寸 御神燈 家紋 丸に剣片喰

2018年10月1日 by sporder

ブログNo.2768  
高張提灯 1尺4寸 御神燈 家紋 丸に剣片喰    

高張提灯を製作しました。

御祭典の際に掛けられます。 

直径1尺4寸(約40㎝)、和紙張り油引き仕様です。  

正面には楷書で『御神燈』、後面には氏名、
側面には家紋を赤、黒色で入れております。 

今回の家紋は『丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)』で
植物の片喰と剣を意匠化したものです。  

家紋には、植物、鳥、自然の事象をはじめとする定型の意匠をベースに
同じように見える家紋にも
様々なバリエーションがございます。 

これまでに提灯や幕、袱紗、羽織、裃等の製作を通じて、
多数の家紋・社紋を拝見してまいりましたが、
今でも 初めて目にする紋が多数あり、
そのデザインの美しさとモチーフの意味するところを思いめぐらし、
見入ってしまうことがございます。

 

八脚案 スプルース製 75×24×75㎝ 八脚案(神饌台、八足台)

2018年9月30日 by sporder

ブログNo.2767
八脚案 スプルース製 75×24×75㎝ 八脚案(神饌台、八足台) 

   八脚案を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅75㎝奥行24㎝高さ75㎝、材質は天板がスプルース材、
脚部が吉野桧材です。 

天板と脚部は蟻差しで組み立てる仕様でございます。

賽銭箱 1尺2寸 栓材  

2018年9月29日 by sporder

ブログNo.2766
賽銭箱 1尺2寸 栓材  

賽銭箱をご用意しました。 

社殿の正面に据えられます。

幅38㎝奥行21㎝高さ24㎝、材質は栓材です。 

正面には、赤で『賽銭』、側面には引き出しがついております。

 

 

布鈴緒 五色 70㎝、50㎝

2018年9月28日 by sporder

ブログNo.2765  
布鈴緒 五色 70㎝、50㎝ 

鈴緒を製作しました。 

末社の社殿前に設えられます。 

五色布を使用した鈴緒で、全長50㎝、70㎝の2種類です。 

神祭具の設えに五色が多用されますが、そ

の起源は陰陽五行説に基づくといわれ、 
五色は森羅万象を表現しているとされます。

御簾 正絹本倭錦 麻房付  30×40㎝

2018年9月27日 by sporder

ブログNo.2764 
御簾 正絹本倭錦 麻房付  30×40㎝ 

御簾をお仕立てしました。 

社殿扉内に設えられます。 

幅30㎝丈40㎝、竹は綿糸表編み、
布は正絹本倭錦、房は麻房3段染です。  

本倭錦と麻房は、
御簾が一層格調高く見える美しい組み合わせでございます。

 

本坪鈴 5寸

2018年9月26日 by sporder

 

ブログNo.2763
本坪鈴 5寸
 

本坪鈴をご用意しました。 

全長5尺の鈴緒にお取り付けされます。
 
直径5寸(約15㎝)真鍮製です。 

鈴と鈴緒のお取り付け方法は様々な形式があり、
その方法の一つとして、 
それぞれをロープなどで吊るし、
鳴り音を確認しながら、鈴を鈴緒の位置を調整する方法がございます。

鈴緒 5尺 三色布巻き  

2018年9月25日 by sporder

ブログNo.2762 
鈴緒 5尺 三色布巻き  

鈴緒を製作しました。 

拝殿中央に設えられます。 

全長5尺(約150㎝)赤白紺の三色布巻き仕様です。 

上部には、本坪鈴をお取り付けいたします。

御簾 160×20㎝ 新倭錦緑 切房2段染

2018年9月24日 by sporder

ブログNo.2761
御簾 160×20㎝ 新倭錦緑 切房2段染

御簾をお仕立てしました。 

幅160㎝丈20㎝、竹は綿糸表編み、
布は新倭錦緑、房は切房2段染です。

緑系の布地に、赤白黒の3段染の房の組み合わせが一般的でございますが、
今回はご指定により紅白2段染を合わせました。

折敷 長型(長方形) 吉野桧 60×30×5㎝  

2018年9月23日 by sporder

ブログNo.2760  
折敷 長型(長方形) 吉野桧 60×30×5㎝  

長型の折敷を製作しました。 

ご神前に奉納されます。 

幅60㎝奥行30㎝高さ5㎝、材質は吉野桧です。 

折敷の基本は正方形ですが、 
長きにわたる伝統の継承の中で、長方形の折敷もあり、
長辺と短辺の比率も多様でございます。 

古い折敷の中には様々な比率がございますが、 
正方1:1、1:2、白銀比、黄金比など
現在も美しいといわれる比率のものが古くから継承されており、
古の職人の美意識は現在も変わらないように思います。

赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2-2 

2018年9月22日 by sporder

ブログNo.2759
赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2-2 

赤ぼんぼりの塗替え(ブログNo.2757)が出来上がりました。 

塗り上がった火袋に、正絹羽二重の赤布を張り完成です。 

木工職人、塗師、袋張り等各種の職人の手と
幾多の工程を経ております。 

今回の3本脚赤ぼんぼり(朱ぼんぼり)は稀なかたちで、
当時の職人がもつ可憐な意匠感覚は今にも通じるように思います。