楽器類

たて笛(竹製) 6穴   

2011年7月12日 by sporder

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たて笛(竹製) 6穴   

竹製のたて笛を製作しました。  
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。 
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。  

全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。

太鼓撥 白木製(桧製) 

2011年6月23日 by sporder

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太鼓撥 白木製(桧製)

白木製(桧)の太鼓撥を製作しました。
全長46cm 頭の直径は8cmです。
お見本に合わせて 頭部がやや長いナツメ型に仕上げました。
重心が前にあるため、ずっしりとした重みのある撥に仕上がりました。

楽太鼓 片面塗り替え 本金箔仕上げ  

2011年6月16日 by sporder

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楽太鼓 片面塗り替え 本金箔仕上げ

楽太鼓の片面を塗り替えました。
長期の御使用で、彩色や金箔、下地の漆が剥がれ、
太鼓の革面が見えてきたのを機会とされての修理です。

塗り替えは、漆をかけて下地をつくり、
表面を整え、本金箔を押しています。
裏面は、三つ巴の獅子柄をそのままに残しています。

獅子の図柄は、絵師によって 獅子のかたちや彩色の細かな色あいが異なり、
それが絵師の個性であり、美的センスであると思います。

太鼓塗り替え

2011年5月22日 by sporder

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太鼓塗り替え

太鼓を塗り替えました。
直径が2尺(約60cm)の大型の太鼓で、
太鼓本体、枠を本漆本金箔で塗り上げ、
火炎や金具類は本金メッキ、楽鉦は色を付け替えました。

全ての部品が整い、金具類を取り付ける際に、
金具の珍しいデザインや草花の意匠に出会うことがあります。
金具職人の思いや遊び心を推し量ることも、ささやかな楽しみです。

胴長太鼓 革張り替え(両面)  

2011年5月12日 by sporder

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胴長太鼓 革張り替え(両面)

胴長太鼓の革を両面張り替えました。
革面8寸約24cm)の太鼓です。
経年のため 革面及び胴部分が劣化しておりましたが、
革を張替え、胴部分もニス引きすることで、元の姿に戻りました。

太鼓職人の熟練の技で、
二重の鋲が、太鼓の円周に隙間なく、等間隔で打ち込まれています。

太鼓 片面張り替え+塗り替え 

2011年5月1日 by sporder

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太鼓 片面張り替え+塗り替え

2/23ブログに掲載しました、片面張り替えの太鼓を塗り上げました。
太鼓面は、黒漆で塗り上げ、その上から本金箔で巴を描くのですが、
撥で太鼓面を叩くため、 漆を厚く塗りすぎるとひび割れがおこり、
薄くすると漆本来の光沢が得られません。
その絶妙の塩梅は、代々受け継がれた職人伝承の技といえます

笛台 3本用

2011年4月23日 by sporder

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笛台 3本掛け

3本用の笛台を製作しました。
材質は木曽桧材で、長尺の笛を掛けられるように、
横板の間隔を広めにしております。
ご指定により板の厚みは、やや薄めのものを使用しましたが、
仕上がると、笛を引き立てる繊麗なかたちになったように思います。

太鼓 片面塗り替え  

2011年3月12日 by sporder

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太鼓 片面塗り替え

太鼓の片面のみを塗り替えました。
直径2尺1寸の大型の太鼓です。
全体に黒漆をかけて、本金箔で巴を描いています。
太鼓面が綺麗に蘇り、庭の椿の花が写りこんでいます。

太鼓塗り替え  

2011年3月7日 by sporder

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太鼓塗り替え

太鼓と鐘を塗り替えました。
枠から金具類を全て外して、本金メッキを施し、
枠の破損箇所は専門職人の手によって綺麗に補修され、
枠と太鼓は本漆塗りで仕上げております。
金具を枠に取り付け組み上げると、
新品同様の輝きがよみがえりました。

平太鼓 革張り替え(革張替) 

2011年2月23日 by sporder

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平太鼓 革張り替え(革張替)

平太鼓の革を張り替えました。
太鼓全体に漆と金箔が押されており、
できるだけ他の部分を傷をつけないように職人が細心の注意をはらって張り替えております。
張り替え後は、塗師が漆と金箔で仕上げます。