御霊をお祀りするための神具

霊璽  吉野桧製  

2012年3月28日 by sporder

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霊璽  吉野桧製  

霊璽を製作しました。 
材質は吉野桧材で、全高は173mm、覆(かぶせ蓋)は無しです。  

霊璽の形状は尖頭型が多いですが、
平らのものもあり、サイズも地域や製作年代等によっても様々です。 
覆(かぶせ蓋)を被せる場合には、
白木のままのや、その上から金襴等の布で覆うこともあります。

他の仕様として、 
薄板(標木)を何枚も入れることのできる形もございます。

御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 2/2 

2012年3月21日 by sporder

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御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 2/2  

ご家庭の御霊の神具一式を納入しました。
神床にあわせた寸法に、
御霊舎(ブログNo.659),御社台(ブログNo.650)神饌台(八脚案)(ブログNo.651)
御簾(ブログNo.652)を全てお誂えしております。  

御霊舎の内部も 厚畳・紫布筋の戸帳を設えました。  
神床の内壁三面には、白布を張り、
白木の社等の神具、御簾を設えることで、 
清々しい気持ちで参拝できる 間ができたように思います。

御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 1/2  

2012年3月20日 by sporder

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御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 1/2  

御霊舎を製作しました。 
ご家庭の霊璽が全て納められるように、
通常の形よりも、胴幅、奥行とも 広くしました。   

素材は、全て木曽桧材で、屋根や高欄など
内部にわたって、最上の仕上げをしております。 

金具類にもこだわり、扉には、厚地の総八双本金メッキ金具、
階段には段金物、木口金具、 勝男木にも金具をお取り付けしました。 
 標準のかたちより幅広ではありますが、
柔らかな木曽桧の美しさと相まって、落ち着きのある社に仕上がりました。

御社台と神饌台(八脚案) 2/2

2012年3月15日 by sporder

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御社台と神饌台(八脚案)2/2

昨日掲載の御社台と神饌台(八脚案)を製作するにあたり、
具体的なイメージをつかんでいただくために、
cadで簡単な図面を作成し、ご提案いたしました。 

神床の製作においては、全体のバランスはもちろんですが、
特に御社の位置がポイントになります。

御社台と神饌台(八脚案)1/2  

2012年3月14日 by sporder

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御社台と神饌台(八脚案)1/2  

ご家庭の床の間を神床にされるために、
八脚案の御社台と神饌台を製作しました。 

御社を据える奥の台は床框の上、
ご神饌を供える手前の台は、框の下に設置されます。 

框の段差が、案の段差に釣り合うため、 
両方の案の高さは、同じにしております。 

材質は、スプルース材で、 
台の高さが高いため、補強に横桟を入れております。

御簾 本倭錦 麻房付き  

2012年3月12日 by sporder

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御簾 本倭錦 麻房付き  

御簾をお仕立てしました。 
ご家庭の神床に設えられるもので、 
布は本倭錦(絹)、房は麻房3段染め、竹は表編みです。  

御簾の丈は床下まで下げず、 
質感を出すため裾にパイプを巻き込み、
御社と御社台(ブログNo.650651)に釣り合うように巻き上げます。 

御簾の巻上げを変えるだけでも、神床の印象が変わります。

神饌台(八脚案) 家庭祀り  

2012年3月11日 by sporder

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神饌台(八脚案) 家庭祀り

神饌台(八脚案)を製作しました。(幅58cm)
昨日掲載の御社台(ブログNo.650)の前に据えるもので、
材質は木曽桧材です。

高さと段差は、神床全体のバランスと、
三方の寸法から設定しております。

御社台と神饌台が調和し、
まとまりのあるかたちに仕上がったように思います。

御社台(家庭祀り) 吉野桧製 

2012年3月10日 by sporder

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御社台(家庭祀り) 吉野桧製   

御社台を製作しました。(幅58cm)

ご家庭の神床に据えられるもので、 
材質は吉野桧材です。 

台の奥行は、御霊舎と榊等が置け、
高さは、神饌台(八脚案)2台を前に据えて
バランスのとれるように設定しました。

吉野桧独特の、偶然ともいえる白と薄桃色の混じり具合に、
自然の美しさを感じます。

御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

2011年11月29日 by sporder

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御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

御霊舎を製作しました。 

①屋根が三段であること、 
②社の土台に神鏡が置けること、
③内寸法(230×170×230 mm幅×奥行×高さ) 
④材質は木曽桧材 
⑤ 扉には飾金具(銅地本金メッキ)を付ける 等 のご指定いただきました。

屋根は通常の厚みで三段にすると圧迫感が出ますので、 
下段よりやや薄めにしてバランスをとっております。  
扉には戸帳、 内部には繧繝布をしつらえました。

幅に対して奥行があり、 安定感のあるかたちに仕上がりました。

神壇(SI型) 桧突板合板仕様  

2011年11月26日 by sporder

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神壇(SI型) 桧突板合板仕様   

神壇SI型(3尺深型 扉無し)の下段引戸、側面、後面の板を、
プリント合板から木曽桧突板合板に仕様変更しました。

木曽桧の突板合板は、木曽桧を薄くスライスしたものを合板に貼ったもので、
桧材の風合いと、
無垢材に比べ割れや歪みの生じないのが特徴です。

他の仕様として、総木曽桧造り(すべて木曽桧で製作)や、
正面引戸を木曽桧材で仕上げ、
側面を木曽桧の突板合板で仕上げる場合もございます。