御簾

御簾房 切房二段染め 

2012年3月27日 by sporder

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御簾房 切房二段染め  

御簾房を製作しました。 
神殿御簾の房をお取替えされるもので、
房本体は6寸(約18cm)、切房の紅白二段染めです。 

紐の長さは、ご指定の寸法で仕上げております。 

御簾の房は、一枚の御簾に二本が基本で、
装飾的な意味合いだけでなく、鈎(かぎ) で巻き上げるために必要です。

御簾の巻き上げ寸法は、鈎の寸法と紐の長さによって決まります。

御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 2/2 

2012年3月21日 by sporder

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御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 2/2  

ご家庭の御霊の神具一式を納入しました。
神床にあわせた寸法に、
御霊舎(ブログNo.659),御社台(ブログNo.650)神饌台(八脚案)(ブログNo.651)
御簾(ブログNo.652)を全てお誂えしております。  

御霊舎の内部も 厚畳・紫布筋の戸帳を設えました。  
神床の内壁三面には、白布を張り、
白木の社等の神具、御簾を設えることで、 
清々しい気持ちで参拝できる 間ができたように思います。

御簾 本倭錦 麻房付き  

2012年3月12日 by sporder

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御簾 本倭錦 麻房付き  

御簾をお仕立てしました。 
ご家庭の神床に設えられるもので、 
布は本倭錦(絹)、房は麻房3段染め、竹は表編みです。  

御簾の丈は床下まで下げず、 
質感を出すため裾にパイプを巻き込み、
御社と御社台(ブログNo.650651)に釣り合うように巻き上げます。 

御簾の巻上げを変えるだけでも、神床の印象が変わります。

御簾 交織倭錦 より房三段染め  

2012年3月6日 by sporder

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御簾 交織倭錦 より房三段染め

御簾をお仕立てしました。
拝殿に設えられる長尺の御簾です。

布は、交織倭錦、房はより房の三段染め、竹は表編みです。

交織倭錦の落ち着きのある生地に、
鮮やかに染め上がったより房の色合いが映え、
上質な落ち着きが感じられる、御簾に仕上がりました。

神殿  御社、御簾等  

2012年3月5日 by sporder

神殿  御社、御簾等  

神殿に御社を据え、御簾をしつらえました。 

御社(ブログNo.639645)は、神殿の寸法に合わせて別注で製作し、
御簾(ブログNo.635638)も同様に神殿に合わせて
お仕立てしております。

桧と白壁によって仕上げられた神殿に、 
濃い赤の御簾が品良くおさまりました。 
窓からは、柔らかな日差しが差し込み、
心鎮まる空間になったように感じます。

御簾 赤地金紋 雅 8釜

2012年2月25日 by sporder

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御簾 赤地金紋 雅 8釜   

神殿御簾をお仕立てしました。

布は赤地金紋 雅8釜で、竹は綿糸表編み、
房は紅白二段染めの切房をしつらえます。 

御簾は三枚割りで、
中御簾の裾には、パイプを巻き込んで
質感を出しています。 

雅金紋の布は、 
落ち着きのある赤地に上品な金色の紋が織り込まれており、 
黄色の竹生地とも調和し、
華美でない気品を感じる御簾に仕上がりました。

春日造り 社殿のしつらえ 御簾、薄縁、戸帳 

2012年2月23日 by sporder

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春日造り 社殿のしつらえ 御簾、薄縁、戸帳   

春日造りの外祭宮に、
御簾(ブログ631)戸帳(ブログ630)薄縁(ブログ629)
しつらえました。 

社殿内部に薄縁を敷き、
台・厚畳、布団等を重ねた上にご神体を納めらます。 

扉の後ろには、赤紫の布筋の付いた戸帳をしつらえます。  

御簾は扉の内部に戸帳と重ねてしつらえることもありますが、
今回は永年の伝統として、扉前にお取付けしました。 

朱色と白に塗り分けられた華やかな社殿に、 
正絹本倭錦の御簾が、全体を落ち着かせるアクセントになっているように思います。

御簾 赤地白紋 雅 切り込み入り   

2012年2月22日 by sporder

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御簾 赤地白紋 雅 切り込み入り   

御簾をお仕立てしました。 
神殿の外陣にしつらえるもので、全長約7mを5分割しております。 

竹は表編み、布は赤地白紋雅8釜で、
表裏とも布が付く両面仕立です。 

裾には太目のパイプを巻き込んで、質感を出しています。

御簾の左右上部には、長押に当たらないように切込みを入れております。

御簾 正絹本倭錦 麻房付き  

2012年2月17日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 麻房付き

御簾をお仕立しました。

社殿の内装としてしつらえられるもので、
布は正絹本倭錦、竹は綿糸表編み、房は麻房の三段染めです。

小葵を意匠化した倭錦は、
人絹(化繊)、交織、 正絹と 織糸によって3種類あり、
特に正絹地のものは 本倭錦(ほんやまとにしき)と呼ばれます。

最上の布で仕上げられた御簾は、 全体が品のある光沢に包まれているようです。

御簾 綾錦萌黄金糸入り 切房二段染め

2012年2月10日 by sporder

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御簾 綾錦萌黄金糸入り 切房二段染め  

御簾をお仕立しました。 
布は綾錦萌黄金糸入りで、竹は表編み、房は切房紅白二段染めです。 

社殿の前にしつらえられるもので、2枚の御簾を並べられるため、 
布の柄合わせをしております。 

萌黄地の布と 紅白二段染めの房の組合わせによって、
全体が可憐な感じに仕上がりました。