2024年
2024年5月26日 by sporderブログNo.4500
揚巻房 幕房 7寸 緑
揚巻房(幕房)を製作しました。
房本体の長さが7寸(約21㎝)、緑色、より房平頭仕様です。
3つの輪が繋がる房の結びは『あげまき』呼ばれ、
漢字では『揚巻』、『総角』と表記いたします。
結びの形状は、平安時代の童の髪型から由来すると伝えられており、
源氏物語絵巻にも同じ結びの御簾房を見ることができます。
千年前のかたちが変わらずに継承されているということは、
日本人の持つ美意識の表れであり、完成されたデザインの一つであると思います。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿, 御輿 | コメントは受け付けていません。
2024年5月25日 by sporderブログNo.4499
賽銭箱 1尺5寸 四本脚付き
賽銭箱を製作しました。
拝殿正面に据えられます。
幅47.5㎝奥行29㎝高さ60㎝、四本脚付き使用でございます。
ご指定により、正面には「奉賽」、
後面にはご奉納者名と年月日を黒色で入れております。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿 | コメントは受け付けていません。
2024年5月24日 by sporderブログNo.4498
鈴緒三色布巻 6尺×2寸
鈴緒を製作しました。
拝殿正面に設えられます。
全長6尺(約180㎝)太さ2寸(約6㎝)、赤白紺色の三色布巻使用でございます。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿 | コメントは受け付けていません。
2024年5月23日 by sporderブログNo.4497
桧扇 糸綴じ替え(赤糸)
桧扇の糸を綴じ替えました。
綴じ糸は白糸が一般的ですが、今回は赤糸でございます。
長年のご使用で、扇面を繋いでいる糸が切れておりました。
扇面は薄い桧の柾目板が使用されており、
その繊細な薄板を糸で綴じるのは、熟練の職人技といえます。
カテゴリー: 神具, 祭具, 修理・修復 | コメントは受け付けていません。
2024年5月20日 by sporderブログNo.4495
箱宮ケース 2尺5寸 HI型 和紙調アクリル樹脂板仕様 2-1
箱宮ケースの仕様を変更しました。
幅77㎝、奥行41㎝、高さ55.5㎝、材質は木曽ヒノキ材及び桧調合板です。
4枚の観音開きの扉に和紙調アクリル樹脂板を入れることにより、
格調高い箱宮になりました。
カテゴリー: 神壇 祭壇, ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 御簾, 祭具, 御社・御宮 ・御霊舎 | コメントは受け付けていません。
2024年5月19日 by sporderブログNo.4494
HI2 尺5寸箱宮ケース用 前御簾 新倭錦 神鏡付き 切房二段染め 72×45㎝
御簾をお仕立てしました。
HI 2尺5寸箱宮ケースの内部奥御簾として設えます。
幅72㎝丈45㎝、竹は綿糸表編み、布は新倭錦赤地小柄、房は切房二段染めです。
御簾の中心に神鏡をお取り付けしております。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 御簾, 祭具, 御社・御宮 ・御霊舎 | コメントは受け付けていません。
2024年5月19日 by sporder
ブログNo.4493
HI 2尺5寸箱宮ケース用 前御簾 72×10㎝ 新倭錦小柄 切房二段染め
箱宮ケース用の御簾をお仕立てしました。
幅72㎝丈10㎝、竹は綿糸表編み、布は新倭錦赤地小柄、房は切房二段染めです。
お仕立ては、手縫いの片面仕立てでございます。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 御簾, 祭具, 御社・御宮 ・御霊舎 | コメントは受け付けていません。
2024年5月17日 by sporder
ブログNo.4492
布衣 松葉色 綿地
布衣(ほい)をお仕立てしました。
ご祭典にお召しになります。
素材は綿地、色合いは松葉色でございます。
形状は狩衣や浄衣を同じでございますが、
年では、有色の浄衣のことを布衣(ほい)と呼ばれることが多くなっております。
松葉色は、松の葉のような深みのある青みのある緑色で、
「枕草子」にも記されており、日本の伝統色の代表する一つでござます。(R:063 G:119 B:053)
和の色名には、古人の鋭い観察力と豊かな感性、言語化力の高さを見ることができます。
カテゴリー: 祭具, 装束類 | コメントは受け付けていません。
2024年5月16日 by sporder
ブログNo.4491
桧扇 (25橋) 金具付き
桧扇を製作しました。
お神楽の奉納の際に巫女様がご使用されます。
全長約34㎝、開いた状態の幅が約54㎝でございます。
桧扇は、専門職人が一本ずつ仕上げる手造りのお品で、
材質は繊細な桧の柾目薄板を使用し、要を入れ白糸で綴じております。
今回は両端に松飾をお取り付けする金具をお取り付けいたしました。
カテゴリー: 日本の美しいデザイン, 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。