神殿 ・ 社殿

神殿御簾 正絹赤地白紋 赤地金紋 より房二段染め

2012年10月10日 by sporder

841
神殿御簾 正絹赤地白紋 赤地金紋 より房二段染め  

神殿御簾を納入しました。 

竹は綿糸一本返し編み、
布は正絹の赤地白紋(ブログNo.837)赤地金紋(ブログNo840)、
房はより房の紅白二段染めです。  

新調された畳に、新しい御簾が加わり、 
神殿が明るく清々しい雰囲気になりました。 

左右の窓から差し込む光で、 御簾が照らされ、 
温かみのある雰囲気が感じられます。

御簾 正絹 赤地白紋梅鉢紋入り 一本返し編み  

2012年10月5日 by sporder

837
御簾 正絹 赤地白紋梅鉢紋入り 一本返し編み  

御簾をお仕立しました。 

神殿の外陣に設えらるもので、
全幅670cmを均等3分割にした、両面仕立です。
 
竹は綿糸一本返し編み、 布は正絹、 
房は紅白二段染めのより房です。  

上品な正絹の濃い赤色の生地に、
質感の高い二段染めのより房が、
お互いを引き立てあうように釣り合っています。

新築神殿 神具 2-2

2012年9月5日 by sporder

810
新築神殿 神具 2-2  

昨日(No.809)の続きです。  

御簾の竹は、綿糸一本返し編み(表裏を交互にする編み方)、 
布は雅の赤地白紋、 
房は紅白二段染めのより房です(No.795)。  

天井が高い神殿のため、
御簾の下がりを十分に取ることができました。 

中央に座して、正面を見上げると、
御社と御簾が釣り合い、
落ち着きのある神殿になったように思います。

新築神殿 神具 2-1

2012年9月4日 by sporder

809
新築神殿 神具 2-1   

新築の神殿に神具一式を納入しました。 

総幅5間(約9m)の大きな神殿で、 
御社は桧製、
台幅寸法が6尺(ブログNo.796No.797 )、
3尺5寸(ブログNo.808)、3尺の三社です。。 

白木で仕上げられた神殿に、御社と御簾が納まり、 
両側から差し込む穏やかな光によって、
柔らかな空気に包まれているようです。

御社3尺5寸、御社台4尺 桧製

2012年9月2日 by sporder

808

御社3尺5寸、御社台4尺 桧製  

御社と御社台を製作しました。 

御社は台幅3尺5寸(約105cm)、
御社台は台幅4尺(約120cm)、材質は桧製です。  

御社台の高さは、前に設える御神饌用の台(神饌台・八脚案)、
三方の寸法、御簾の下がりを考慮して決めております。 

御社と御社台の束と桟は、一旦神殿に据えてしまうと、
隠れてはっきりと見る機会がありませんが、
縦横の格子が安定感のある綺麗な意匠になっています

御社台 7尺 (6尺御社用)  

2012年8月22日 by sporder

797
御社台 7尺 (6尺御社用)   

御社6尺(ブログNo.796)の台を製作しました。 

全長7尺(約210cm)で高さは1尺2寸(約36cm)、
材質は桧材です。

台の高さは、
神殿の高さ、御簾の下がり具合、神饌台の高さ等を考慮して決定しました。 

天板を標準より厚めに仕上げましたので、
全体にどっしりとした安定感が感じられます。

御社 6尺 総桧製 

2012年8月21日 by sporder

796
御社 6尺 総桧製 

御社を製作しました。 

台幅6尺(約180cm)、総高さ7尺(約210cm)の大型の御社で、
材質は桧材です。 

奥行きに制約があるため、 
標準寸法より若干浅くしております。 

扉本体は、大人二人でも移動させるのが困難な重量で、
間近で見ると大きすぎるように感じますが、 
離れて見ると社の中心に目がいき、全体に安定感が感じられます。 

単なる図面上の寸法でなく、どの部分をどの程度強調するかは、
職人の長年の経験と感性に裏付けされたものであるといえます。

御簾 (神殿用 長尺) 一本返し編み(表裏編み) 赤地白紋 雅

2012年8月20日 by sporder

795

御簾 (神殿用 長尺) 一本返し編み(表裏編み) 赤地白紋 雅   Z

御簾をお仕立てしました。 

神殿に設えるもので、全幅260cm、丈27cmの長尺の御簾です。 

長い御簾のため、反りが出にくいように、
竹を表裏交互にする一本返し編みです。 

標準寸法の御簾場合、房二本が基本ですが、神
殿全体のバランスを考えて2段染めより房を四本お付けいたしました。 

大きな御簾であっても、 職人の手業によって、
乱れることなく一節づつ揃えられ、
整った『かたち』に仕上げられています。

 

 

御簾 交織倭錦 麻房付き(三段染め)

2012年8月17日 by sporder

793
御簾 交織倭錦 麻房付き(三段染め)  

御簾をお仕立てしました。

二社宮の社殿に設えられた、御簾のお取替えです。  

幅90cm×丈100cmで、布は交織倭錦、房は三段染めの麻房です。

御簾は、社殿の扉内に設えられることが多いのですが、
こちらの社殿では、継承のかたちとして 扉前に設えられます。

御神座 台・厚畳・布団

2012年8月12日 by sporder

790
御神座 台・厚畳・布団   

社殿(御社)の中に据えられる、
御神座の 台、厚畳、布団を製作しました。  

台は幅36cmの桧材で、八脚型です。  

厚畳は繧繝の二方縁で、
布団は、薄地の白布団二枚重ねです。  

御神座は、御帳台、御櫝(おとく)、天蓋の他 
様々な継承された『かたち』があります。