楽器類

太鼓台 すりがね台(鉦鼓台) 高さ30㎝(内寸66㎝, 43.5㎝) 

2021年12月29日 by sporder

ブログNo.3772 
太鼓台 すりがね台(鉦鼓台) 高さ30㎝(内寸66㎝, 43.5㎝)  

太鼓台とすりがね台(鉦鼓台)を製作しました。 

椅子式神殿に合わせ、
太鼓と摺りがね(鉦鼓)の位置と上げるために使用いたします。

それぞれの脚の寸法に合わせて製作しております。 

今回は高さを30㎝に仕上げました。
材質は吉野桧材を使用いたしました。

太鼓塗り替え  両面 2尺1寸

2021年12月17日 by sporder

ブログNo.3762 
太鼓塗り替え  両面 2尺1寸  

本漆上塗り本金箔仕上げ  

太鼓を塗り替えました。 

百周年記念祭を前に太鼓の修理です。

直径2尺1寸(約63㎝) の大型の太鼓で、
長年のご使用で金箔や漆面が剥がれておりました。 

専門の塗師の手により、表面を剥がし、
下地が整えられ、全体に黒漆がかけられました。 

その後側面全体が箔押しされ、
打面に左三つ巴の紋様が金箔で精巧に描かれております。

 

手振り鈴 本金メッキ 全長約22.5㎝  

2021年12月15日 by sporder

ブログNo.3760  
手振り鈴 本金メッキ 全長約22.5㎝  

手振り鈴をご用意しました。 

ご祭典の際にご使用されます。 

鈴の幅が約7㎝、全長22.5㎝です。 

全体を本金メッキで仕上げており、
下部の輪に五色布などをお取り付けされます。

太鼓撥 2尺 先端フエルト製 

2021年12月1日 by sporder

ブログNo.3749  
太鼓撥 2尺 先端フエルト製 

太鼓撥を製作しました。

漆と金箔で仕上げた、太鼓にご使用されます。 

全長2尺(約60㎝)の大型の撥です。 

軸は黒塗り仕様、
先端は当たりを和らげるために白のフエルトを重ねて、頭部としております。

太鼓塗り替え 2尺 片面 上塗り

2021年11月8日 by sporder

 

ブログNo.3731 
太鼓塗り替え 2尺 片面 上塗り

太鼓を塗り替えました。 

長年のご使用で、片面の金箔が剥がれ、
黒い漆部分にも割れが生じておりました。
 
専門職人の手により、下地が整えられ、
黒漆で仕上げた後に、
本金箔で『左三つ巴』が描かれました。  

笙(本管) 内部清掃+洗替え調律 

2021年8月1日 by sporder

 

ブログNo.3651 
笙(本管) 内部清掃+洗替え調律 

本管の笙を調律いたしました。 

二十年以上ご使用せずに、
先代が大切に保管されていた御品です。 

調律する前に内部を洗浄し、
その後洗い替え調律を行いました。

 先代の思いのこもった御品が、吹ける状態に戻りました。 

これから時間をかけて、細部の修理を進められることと存じます。

 

平太鼓 1尺8寸×8寸  吊金具黒  

2021年4月21日 by sporder

ブログNo.3564 
平太鼓 1尺8寸×8寸  吊金具黒  

平太鼓を製作しました。 

道場でご使用されます。 

直径1尺8寸(約54㎝)高さ8寸(約24㎝)です。  

吊り金具は黒色で仕上げております。

太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

2021年3月4日 by sporder

ブログNo.3524
太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

太鼓を塗り替えしました。 

直径1尺6寸(約48㎝)奥行7寸(約21㎝)の太鼓です。

長期のご使用で太鼓面の漆と金箔が剥げておりました。 

専門の塗師にって、塗り替え作業が行われました。 

表面の漆をはがし、下地を整えたうえで黒の本漆で仕上げます。

漆が乾くと太鼓面には左三つ巴を金箔で描き、
側面もすべて金箔で仕上げております。 

太鼓面への塗りは、高度な塗の技術が必要となります。 

厚く塗りすぎると割れの原因になり、薄すぎると光沢が出ません。 

楽器としての目的を果たしながら、
美しい太鼓面にに仕上げる技術は、先代から受け継ぐ塗師の技法といえます。

 

笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し 

2020年7月22日 by sporder

ブログNo.3344 
笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し  

本管の修理をおこないました。 

永年のご使用で、音程が整わず、
一部竹の付根部分から息漏れが出ておりました。 

幸いに碗部分には不具合がなく、
竹の値付けの塗直しと、洗い替え調律で、元の音に戻りました。

『べんざら』の紐取替

2020年6月12日 by sporder

ブログNo.3312 
『べんざら』の紐取替

『べんざら』の紐をお取替しました。

奈良県山間部の一部地域で、お祭りの際にご使用される伝承の楽器です。

樫木(原品は紫檀)の薄板を麻ひもで組み上げたもので、 
紐を持ち揺らして、音を出します。

地域には、書物に掲載されていない、
素朴な調度や楽器が未だございます。

古から大切に継承されている御品の修復や復刻は、
初めての試みになることもあり、
思考錯誤しながら進めることも多々ございますが、
伝統文化継承のお手伝いをさせていただいてる誇りと、
次世代への見本づくりにもつながるという思いで、
大切にさせていただいております。