2012年11月

扇 和紙張り  9寸十本骨 金丸 本金箔押し  

2012年11月20日 by sporder

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扇 和紙張り  9寸十本骨 金丸 本金箔押し  

扇を製作しました。 
和紙張りで、全長9寸(約27cm)十本骨、 
両面の中心に『金の丸』を入れました。

金は塗りも出来ますが、
今回製作の扇は、より上質の本金箔押し で仕上げております。

白地の和紙と、控えめに光る本金箔の色の取り合わせに、
気品が感じられます。  

御簾 赤地白紋 雅 紅白二段染め切房  

2012年11月18日 by sporder

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御簾 赤地白紋 雅 紅白二段染め切房  

御簾をお仕立しました。 

神殿に設えられるのものです。  

幅86.5cm、丈112cm、竹は綿糸表編み、
布は赤地白紋 雅、房は紅白二段染めの切房です。 

御指定の寸法に巻き上げることができるように、 
房紐寸法を調整しております。 

赤地白紋の生地には、『寿』 『雅』『正絹』の3種類ございます。 

今回お仕立の『雅』 は深い赤の色合いと、生地の質感が高く、
おすすめの生地です

諭達額(白木額縁) 吉野桧製 

2012年11月17日 by sporder

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諭達額(白木額縁) 吉野桧製   

諭達を納める額を製作しました。 

寸法は 幅84.2cm、高さ60.4cm、
材質は吉野桧材です。 

太めの材を使用しておりますので、 
どっしりとした重みを感じる額縁に仕上がりました。 

額縁は木曽桧材でも製作いたします。

太鼓2尺5寸 塗り替え 漆塗り本金箔仕上げ 

2012年11月16日 by sporder

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太鼓2尺5寸 塗り替え 漆塗り本金箔仕上げ  

太鼓を塗り替えしました。  

直径2尺5寸(約75cm)
深さ1尺3寸(約40cm)の大型の太鼓です。

長期のご使用で、表面の漆と金箔が剥がれ、
損傷の激しい箇所もありました。 

太鼓専門の塗師によって、
下地から整えられた太鼓には漆が塗られ、
面は巴の先端まで綺麗に本金箔で描かれています。 

本革が張られた太鼓面を漆で塗り上げる技術は、 
厚すぎるとひび割れをおこし、薄いと光沢が出ないため、
相反する要素を調和させることが要求され、
大切に継承された相伝の技であるといえます。

御簾 白竹茶糸編み 菊結びより房付  袖御簾

2012年11月15日 by sporder

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御簾 白竹茶糸編み 菊結びより房付  袖御簾

御簾をお仕立てしました。

ご家庭の床の 左右に設えられるものです。

幅33.5cm、竹173cm、
竹は白竹こげ茶糸の表編み、布は茶系の金襴、
房はこげ茶の菊結びより房(ブログNo.871)です。

慎ましやかですが、品のある 御簾に仕上がりました。

平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用 

2012年11月14日 by sporder

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平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用  

平釣り太鼓の台を製作しました。 

直径1尺4寸(約42cm)の太鼓用です。 

標準仕様はラワン材にニス仕上げですが、
今回は全て桧材(吉野桧)を使用しております。 

太鼓の大きさに釣り合うように、
脚部、柱等を標準寸法より太めに仕上げました。 

清々しい神殿に相応しい、
『無垢』を感じる太鼓台が完成したように思います。


神壇 2尺5寸 SA型 観音開き仕様 本金メッキ蝶番仕様

2012年11月13日 by sporder

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神壇 2尺5寸 SA型 観音開き仕様 本金メッキ蝶番仕様  

SA型2尺5寸(幅80cm)の神壇に、
観音開きの扉をお取り付けしました。 

扉材は神壇前面に合わせて木曽桧材で、
上質の本金メッキを施した蝶番で設えております。 

今回は扉にガラスを入れておりますが、 
透明のアクリル板に替えることもできます。

御簾房 より房二重頭  6寸 こげ茶 菊結び

2012年11月12日 by sporder

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御簾房 より房二重頭  6寸 こげ茶 菊結び  

御簾房を製作しました。 

茶系の御簾布地に合わせて、染め分けをしない こげ茶一色、
結びは揚巻でなく、菊結びです。 

房自体は地味な色ですが、
二重頭の網目から見える金色と金具の色が、
焦げ茶と品よく釣り合い、 
菊結びが華を添えています。

八脚案(神饌台・八足台)  木曽桧製 脚部分解型(ジョイント金具仕様) 

2012年11月11日 by sporder

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八脚案(神饌台・八足台)  木曽桧製 脚部分解型(ジョイント金具仕様) 

八脚案(神饌台・八足台) を製作しました。 

神殿の3段目の案として設えられるものです。

平素は分解して収納され、
ご神饌が多い時、組み立て設置が出来るように、
脚部にジョイント金具を埋め込んでおります。 

木曽桧材で仕上げられた天板は、
人肌のような柔らかで、繊細な色合いです。

御簾 赤地金紋 雅 紅白二段染め切房  

2012年11月10日 by sporder

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御簾 赤地金紋 雅 紅白二段染め切房  

御簾をお仕立しました。 

神殿に設えられるものです。  

全長184.5cm、丈115cm、
丈は綿糸表編み、布は赤地金紋の雅、 
房は紅白二段染めの切房です。  

お仕立は、 裏面に赤布を付けた赤裏付きで、
御簾の裾には下縁をつけております。