2012年11月

神前幕 綿厚地(9A) 900×140㎝ 社紋入り(下がり藤)  

2012年11月9日 by sporder

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神前幕 綿厚地(9A) 900×140㎝ 社紋入り(下がり藤)  

神前幕をお仕立しました。 

拝殿に設えられるもので、全長900㎝、丈は140㎝です。 

素材は厚みのある綿地(9A)で、濃い紫で染め上げ、
下がり藤の社紋と、奉納者名を白で染め抜いています。 

社紋は、拝殿左右の蔀度(しとみど)の中心に合うように配し、
幕の長さに劣らぬように大きく染め抜いています。 

右端には 八大字の氏子総代の方々のお名前を、
二段組みで入れました。

中央で巻き上げる房は、明るい紫の平頭揚巻房を御用意しました。

五色吹流し 5.5m

2012年11月7日 by sporder

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五色吹流し 5.5m  

五色の吹流しをお仕立しました。 

祭典時に境内に掲揚されるもので、
全長5.5m、直径は約54cmです。  

素材は、綿とナイロンの2種類できますが、
今回はナイロン製でお仕立しております。 

陰陽五行説において森羅万象を表すとされる『五つの色』は、 
吹流し、真榊、神楽鈴の垂れ、幣帛、御幣、幕など 
祭神具に多用されています。

八脚案(神饌台・八足台) スプルース製 幅6尺(180cm) 

2012年11月6日 by sporder

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八脚案(神饌台・八足台) スプルース製 幅6尺(180cm)   

八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。 

拝殿に設えられるもので、 
全幅6尺(180cm)、奥行8寸(24cm)、高さは22cmです。 

材質は、スプルース材で仕上げております。   

献酒や袋に入ったお米など、
大きなご神饌の場合には、
今回のように高さを抑えた案をご使用されることがございます。

御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き 全幅102.5cm 

2012年11月5日 by sporder

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御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き 全幅102.5cm 

御簾をお仕立てしました。 

竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、 房は紅白二段染めのより房、
三枚割りのお仕立です。 

中御簾は、床まで下げずにパイプを巻き込み、
奥の御社が程よく見える丈に仕上げております。 

落ち着きのある正絹の倭錦に、
可憐な紅白のより房が引き立っています。

白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様 

2012年11月4日 by sporder

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白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様   

白木ぼんぼりをローソク仕様に変更しました。  

高さ1尺5寸(約45cm)で、脚は十字足です。  

火袋にローソクの炎が近付かないように、
火皿の位置を高めにしております。

山の辺の道 霜月三日の早朝 

2012年11月3日 by sporder

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山の辺の道 霜月三日の早朝   

霜月三日(文化の日)、早朝の山の辺の道です。
 
小鳥のさえずりが未だ聞こえない無音の中、 
東の空が白みはじめ、
澄み渡る青空に浮かぶ雲が、日の出の光を浴びています。 

ほとんどの田んぼでは稲刈りが終わり、 
道沿いの柿がたわわに実り、綺麗な柿色に色づきかけています。
 
もうしばらくすると、 深みのある赤が美しい、
柿の葉の紅葉を見ることができるでしょう。

刀袋 新倭錦 朱房紐付き 

2012年11月1日 by sporder

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刀袋 新倭錦 朱房紐付き   

白鞘の刀を納める袋をお仕立しました。 

御神前に御奉納されるものです。 

全長30cm、生地は赤の新倭錦,
房紐は朱色で揚巻を結んでいます。 

多色の小葵柄が織り込まれた赤色の生地に、
朱色の紐と房が添えられて、
華やかさが引き立っています。