2013年6月

山の辺の道  水無月の早朝 

2013年6月9日 by sporder

bettyuu1054-1ブログNo.1054 
山の辺の道  水無月の早朝  

水無月八日 早朝の山の辺の道です。  

道沿いの田んぼには水が入り、田植えの準備が始まりました。  

田植えを待つ若緑に育った苗の先端に、朝露が残り、 
日の出の光に照らされて、きらきらと輝いています。

bettyuu1054-3 bettyuu1054-4

小忌衣 襟型

2013年6月7日 by sporder

bettyuu1053-1ブログNo.1053  
小忌衣 襟型

襟型の小忌衣を製作しました。 

身頃のない 襟のみの仕様で、 
綿地紫染め、紋は白抜き、 飾り紐が付いています。 

胸元には抱き花杏葉、 
襟後には丸に三つ葉葵の紋を染め抜きました。 

大祭の祭典時に、氏子方々一同が着用されます

bettyuu1053-3 bettyuu1053-2

簾 新倭錦(赤地小葵柄) 紅白二段染め 切り房付 

2013年6月6日 by sporder

bettyuu1052-1ブログNo.1052 
御簾 新倭錦(赤地小葵柄) 紅白二段染め 切り房付 

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭でお祀りされておられる
神壇御簾のお取り替えです。 

幅89㎝ 丈20㎝ 竹は綿糸表編み、
房は紅白2段染めの切房です。  

お仕立は、裏面に布が付かない 片面仕立です。

bettyuu1052-3 bettyuu1052-2

御簾 綿糸一本返し編み 赤地白紋雅 紅白二段染めより房 

2013年6月5日 by sporder

bettyuu1051-3ブログNo.1051  
御簾 綿糸一本返し編み 赤地白紋雅 紅白二段染めより房 

御簾をお仕立てしました。 

神殿の外陣左右に設えられます。

幅184.5cm、丈218cm 
竹は綿糸一本返し編み、布は赤地白紋大柄雅、
房は紅白二段染めのより房です。 

御簾の巻上げ寸法や、房の寸法は、御簾単体が美しく見えるだけでなく、
神殿全体の中でバラスよく、落ち着きを感じる長さに仕上げております。bettyuu1051-4 bettyuu1051-1

木製家紋(木曽桧製) 雁金 嘴合わせ (一羽嘴開き)  

2013年6月4日 by sporder

bettyuu1050-2ブログNo.1050 
木製家紋(木曽桧製) 雁金 嘴合わせ (一羽嘴開き)  

木製の家紋を製作しました。 

ご家庭の神壇上部に設えられます。 

直径9cm厚み1.5cm、材質は木曽桧材です。

ご注文頂きました家紋は、嘴を合わせた雁金の家紋ですが、 
一羽だけ嘴を開いたもので、 紋帳には掲載されていませんでした。 

お送り頂いた写真を基に、
手書きで下絵をつくり、PCで補正を行い、型紙を製作しました。 

職方も下絵を基に忠実に製作し、
繊細で優しさを感じる家紋に仕上がりました。 

家紋や社紋を、日常的に扱いますが、 
細部にこだわりのある紋が多数あり、
先人の美意識とその奥深さを再認識いたしました。

bettyuu1050-3 bettyuu1050-1

銀盃(銀杯) 3寸 

2013年6月2日 by sporder

bettyuu1049-3ブログNo.1049 
銀盃(銀杯) 3寸   

銀盃(銀杯)をご用意しました。 

本殿改修の御造営記念として、
氏子様が御奉納されるものです。 

直径3寸(約9cm)での銀製です。  

祭事にご使用される盃は、銀盃のほかに、
陶器(土器)の素焼きや塗り皿、黒や朱の漆で仕上げた木盃等があります。 

また、単体でご使用されるだけでなく、
結婚式等では大きさの異なる三種の盃を重ねた組盃(三つ重ね盃)をお使いされ、 
それぞれが大切に継承された『かたち』といえます。

bettyuu1049-1 bettyuu1049-2

御簾房 より房 紅白2段染め 9寸 

2013年6月1日 by sporder

bettyuu1048-3ブログNo.1048  
御簾房 より房 紅白2段染め 9寸  

御簾房を製作しました。 

神殿の御簾に掛かる房のお取り換えです。 

紅白二段染めのより房で、
房本体の長さが9寸(約27cm) 、
揚巻(蝶)の結びまでの長さが29cmです。

 15間(30本)の房をお取り替えされた神殿は、紅白の色合いが美しい、
明るく清々しい雰囲気になるように思います。

bettyuu1048-1 bettyuu1048-2