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596 厚畳 白麻縁(四方縁)
厚畳を製作しました。
縁には白麻布を使用し、四方に取り付けております。
厚畳は、繧繝縁や高麗縁で仕上がることが多いのですが、 白麻縁の厚畳は、 清楚でありながら、 格調の高い仕上がりになったように思います。
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595 八足(八脚案) スプルース材 1尺5寸 足高
八足を製作しました。 幅1尺5寸(約45cm)で、 材質はスプルース材です。
高さは既製品より12cm高く、55cmにしております。
今回製作の案は、幅より高さが10cm高いだけですが、 それ以上に足高に見え、 僅かに脚の高さを変えるだけでも、案の見た目のバランスは変わります。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足 | コメントは受け付けていません。
594 御簾 両面仕立 切り込み入り
御簾をお仕立しました。 神殿の境界部分にしつらえられるもので、 竹は綿糸表編み、布は雅白紋で、両面に布が付く両面仕立です。
下部には段差に合わせて、切り込みを入れております。
切り込みは、下部以外にも、 長押や鴨居に掛かる、側面にも入れることがございます。
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593 素襖 黒地白抜き社紋入り
素襖(すおう)をお仕立しました。
氏子の代表の方数名が、正月と秋祭りに御召しになるもので、 素材は綿地です。
黒染めの上着、袴それぞれに白抜きの社紋が入り、 襟元や紋の真ん中に濃いベージュの鹿革が付いているのが 素襖の特徴といえます。
黒地に、白抜きの紋と革紐が引き立ち、 落ち着きのある素襖に仕上がりました。
カテゴリー: 装束類 | コメントは受け付けていません。
592 山の辺の道 正月の石上神宮
正月三日の石上神宮です。 灯篭の灯りがともされた朱色の回廊と、 新しいしめなわと御幣がしつらえられた、 ご神木の深い緑の対比に、新年らしい清々しさを感じます。
楼門には金糸刺繍の門帳がかけられ、 お正月らしいしつらえがなされています。
昨年取り替えられた参道の大鳥居は古色に塗られ、 周りの木々に融け込む端正な佇まいです。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道 | コメントは受け付けていません。