祭具
 2011年9月16日  by sporder 496
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  戸帳(壁代) 人絹緞子  3尺×8尺
戸帳(壁代)をお仕立しました。
  幅3尺(約90cm)丈8尺(約240cm)尺の長尺のもので、神殿にしつらえられます。
生地は、人絹緞子で、布筋は紫地に胡蝶柄を入れており、
  仕立ては裏地の付かない単(ひとえ)仕立てです。


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  2011年9月12日  by sporder 円座 渦巻き 2尺1寸
円座 渦巻き 2尺1寸  
直径2尺1寸の渦巻きの円座を製作しました。  
一週間前にも職人の親方と 円座の仕上げについて話す機会がありました。
 円座は、い草を湿らせて編み上げるのですが、 
 編み上げ後、すぐに密封したり積上げてしまうと、
 湿気が残っているためカビ等が出て、
 せっかくの完成品が台無しになります。
かといって、完全に水分がなくなると、
 い草自体に張りがなくなり、切れやすくなります。 
そういったことから、職人は、一枚づつ適度な水分を保持した状態で乾燥させ、色がやけないように注意をはらいながら、一枚一枚を丹念に仕上げていきます。
 

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  2011年9月11日  by sporder 491
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 御輿台用 下幕   
御輿台の下部に巻く 幕を製作しました。
社紋の鎌まんじが、台の四面のそれぞれ中央になるように配置しております。  
 生地はテトロン製で、軽さとしなやかさが特徴です。 
後日、準備の整った金具類と幕を御輿台にしつらえます。 


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  2011年9月7日  by sporder 488
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 奉書、水引、片木 片木折敷(ブログNo。485)、草鞋(わらじ)   
奉書、水引、麻緒、片木 折敷、草鞋(わらじ)をご用意しました。 
 村の当家(とうや)の方が、毎年ご準備されるもので、
 奉書、水引、麻緒(本麻)を使って、御幣などの祭具を御作りになられます。
 
 二名の当家の方が草鞋をはいて、神事につかれるもの、村の伝統です。
 
 
 

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  2011年9月5日  by sporder 486
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 御輿台 木口金具   
御輿用の台の木口にお取り付けする金具を製作しました。
 
 専門の錺金具職人の手によって、木口の寸法に合わせ、
 1個づつおつくりしております。
 
 素材は厚みのある銅地で、本金メッキを施すことで質感の高い金具に仕上がりました。 
 ご指定により、金具は浅目で直線に仕上げており、正面には花菱の図柄を大きく入れました。 


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  2011年9月4日  by sporder 485
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 片木 折敷(経木 角材張り)   
薄板(経木)の内側に桧の角材で縁を付けた折敷を製作しました。  
 村の祭事にご使用されるもので、毎年決まった数量をおつくりしています。 
他の村では、桧の縁の代りに竹ヒゴの縁の折敷(ブログNo.174)をご使用されます。
場所が変わると細かな仕様も変わりますが、  
 それぞれの地域で折敷の原型を、伝統として大切に守っておられます。

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  2011年9月3日  by sporder 484
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 戸帳 単仕立 布筋赤紫   
戸帳をお仕立しました。  
 神床内部にしつらえられるもので、
 人絹緞子の生地に、赤紫の布筋をお付けしております。 
光沢のある生地に、布筋、朽木柄がバランスよく配置されています。


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  2011年8月28日  by sporder 479
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 金幣 釣り下げ型(吊り下げ型) 本金箔押し   
金幣を製作しました。 
 細かな幣がつながり、下部に鈴が付いた釣り下げ型(吊り下げ型)で 、
 幣には本金箔を押しています。
台座は、十字足に持ち送りのついた八双台です。 
窓辺に金幣を置くと、
 人が感じないような、僅かな風の流れに幣が揺れ、
 『涼やかな』 という言葉どおりの 鈴の音が聞こえます。
 

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  2011年8月25日  by sporder 476
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  大型御幣 (幣と幣串)
大型の御幣を製作しました。
  神社の当家にあたるお家が、毎年一柱ずつ奉納されるものです。
幣串は全長約160cm で材質は吉野桧材です。
  幣は左右に五枚づつ垂れがあります。
御幣のかたちは、地域の風習や、神社の伝統によって様々で、
  幣串の先端の形状や垂れの数(四垂れ、五垂れ等)、
  紙の枚数、紙の色の組合わせ(白、紅白、五色)、
  水引や麻緒の有無等、それぞれ異なります。
 ただ、 それぞれが永年にわたって大切に守れていることを考えると、
  できるだけ正確にお見本どおりにおつくりすることが、
  私どもの務めであると 強く思います。

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  2011年8月21日  by sporder 472
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 戸帳(門帳) 社紋入り   
戸帳(門帳)をお仕立しました。 
 生地は上紡緞子で、 布筋は赤紫、 社紋(下がり藤)を摺り入れております。 
 仕立ては、綿の裏地を付けた裏付き仕立てです。 
純白というより、温かみのあるスノーホワイトの上紡緞子に、
 茶色に刷り込まれた下がり藤の社紋が 上品におさまっています。


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