2022年3月

御簾 正絹本倭錦  102.5×103㎝ 麻房

2022年3月19日 by sporder

ブログNo.3837  
御簾 正絹本倭錦  102.5×103㎝ 麻房

御簾をお仕立てました。 

新築に伴いご家庭で御霊をお祀りされる神床に設えられます。 

幅102.5㎝丈103㎝、竹は綿糸表編み、
布は小葵柄が織り込まれた正絹本倭錦、房は麻房3段染めです。 

神式の御簾の定番とも呼べる素材と文様の組み合わせでございます。 

房職人の手仕事によって製作された麻房を眺めると、
自然素材である麻の素朴な質感と、生成り、緋色、黒の色合いが、
御簾の質感を高めていることがわかります。

別注御霊舎用 厚畳 65×21㎝

2022年3月18日 by sporder

ブログNo.3836 
別注御霊舎用 厚畳 65×21㎝

厚畳を製作しました。 

別注で製作しております御霊舎の内部床に設えます。 

幅65㎝奥行21㎝厚み3㎝、二方縁です。 

縁は、一番格調

高い文様とされる『繧繝(うんげん)』でございます。 繧繝の紋様は、縹(はなだ)、朱、萌黄(もえぎ)など和の伝統色のボーダーに菱の文様が織り込まれた、控えめながらも彩り豊かな配色で、日本人の美意識が感じられるデザインの一つでもございます。

御簾 120×90㎝ 赤地白紋寿 切房2段染め

2022年3月17日 by sporder

ブログNo.3835 
御簾 120×90㎝ 赤地白紋寿 切房2段染め

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅120㎝丈90㎝、竹は綿糸表編み、
布は『丸に梅鉢』紋が織り込まれた赤地白紋寿、房は切房2段染めです。 

巻上は、御簾鈎に掛けて30㎝になるように仕上げております。 

お守り袋(御守袋) 丸に梅鉢紋入り  

2022年3月16日 by sporder

ブログNo.3834  
お守り袋(御守袋) 丸に梅鉢紋入り  

お守り袋を製作しました。 

生地は赤地に萌黄と金で花菱柄ら織まれております。 

正面には、『丸に梅鉢紋』と『御守』、
後面にはお名前を銀に銀色で織り込んでおります。 

浄衣 鈍色 テトロン  

2022年3月14日 by sporder

ブログNo.3833 
浄衣 鈍色 テトロン  

浄衣をお仕立てしました。 
色合いは鈍色(にびいろ)を呼ばれるグレー地でございます。 

生地はしなやかな風合いのテトロン地です。

ブログNo.3832 結界棒 、結界軸(台) 2-2 

2022年3月13日 by sporder

ブログNo.3832 結界棒 、結界軸(台) 2-2  

ブログNo.3823の続きです。

一般に神殿内における結界は、神床のある上段と参拝者の場所を区切るために設えられるため、外陣の正面に据えられます。今回製作いたしました結界は、2組製作しております。

配置は、正面に賽銭箱(ブログNo.3824)を据え、左右に結界を配する形でございます。

八脚案 桧製 75×24×30㎝

2022年3月12日 by sporder

ブログNo.3831 
八脚案 桧製 75×24×30㎝

八脚案を製作しました。 

ご家庭の神床に、座礼用の案としてご使用されます。 

幅75㎝奥行24㎝高さ30㎝、材質は桧製です。 

天板と脚は蟻差しで組み立てる仕様でございます。

遠山三方 吉野桧製 6寸

2022年3月11日 by sporder

ブログNo.3830 
遠山三方 吉野桧製 6寸

遠山三方を製作しました。 

ご家庭の神様の祀りに、ご使用されます。

折敷の幅が6寸(約18㎝)高さ9㎝、材質は吉野桧材です。

三方と脚付き折敷(膳)との中間の高さである遠山三方は、用途は同じでございますが、
お供えの段(八脚案、神饌台)の段差に応じて、使い分けをされることが多いように思われます。

八脚案 二段型 スプルース製 90×24×24,90×15✕12㎝

2022年3月10日 by sporder

ブログNo.3829 
八脚案 二段型 スプルース製 90×24×24,90×15✕12㎝

八脚案を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅90㎝、奥行24㎝、15㎝、高さ24㎝,12㎝ の2段型です。 

材質は天板がスプルース材、脚は吉野桧材、
組み立ては蟻差し仕様でございます。 

上段は御社、下段はご神饌用の段でございます。

金幣修理 2尺   

2022年3月9日 by sporder

ブログNo.3828 
金幣修理 2尺   

金幣を修理しました。 

転倒により左右の幣が落下し、
幣の光沢も経年劣化しておりました。 

専門職人の手により、幣が新たに本金箔で仕上げられ、 本来のかたちに修正されました。 

社殿の前に据えられる金幣は、
神の依代の象徴として礼拝の目途となる、
大切な御品でございます。