外祭される社殿を製作しました。
社殿のかたちは、銅板葺き 板宮造りの三社型で、
寸法は、土台の幅が1500mm
奥行800mm 高さ1700mmの大型です。
材質は全て木曽桧材を使用し、
柱等の部材も 標準的なものより太目のものを使っています。
一畳のたたみと同じくらいの寸法のある社台ですが、
それにあわせても遜色のない安定感のある社に仕上がったように思います。
師走の晴間から差し込む光で、
社殿は穏やかに輝いているように見えます。
明日は、社殿の詳細をご説明いたします。
神殿の御簾をお取替えしました。
竹は表編み、布地は新倭錦、房は紅白2段染めの切房です。(ブログNo.501)
経年によって程よい薄茶色になった柱や上段板と真っ白な壁に、
神殿の丁寧な歴史を感じます。
赤白黄の三色の御簾の華やかさと、
お手入れの行き届いた神殿の柱の色合いが調和して、
清々しさを感じる間になったように思います。