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壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう) 

木曜日, 7月 28th, 2011

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壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう) 

ご家庭の神床の壁代をお仕立しました。 
御霊舎をお祀りされるにあたり、神床をより神聖な場とされるため、
神床の三面(後面と両側面)に設えらるものです。 

お仕立は、人絹緞子の生地に紫色の布筋を入れております。 
布筋は、三面の寸法に合わせてバランスよく収まる位置に取り付けました。 

壁代に囲まれた御霊舎は、
『凛』ということばがふさわしい、気高い雰囲気に包まれています。

壁代 上紡緞子 布筋赤紫  

水曜日, 7月 6th, 2011

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壁代 上紡緞子 布筋赤紫

壁代をお仕立しました。
ご家庭の神床を改装されるにあたり、
壁面(3面)の内張りとしてしつらえられるものです。
(133×125.5cm 幅×丈 )

布地は厚みがあり質感の高い 上紡緞子で、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。

白地に赤紫の筋が入ることで、 神床が清楚に明るくなりました。

壁代 赤 人絹緞子

月曜日, 5月 30th, 2011

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壁代 赤 人絹緞子

壁代をお仕立しました。
御社の内部3面(側面+後面)にしつらえられるもので、
生地は赤地の人絹緞子、布筋は紫一色の胡蝶柄入り、
生地には朽木柄を摺り込んでおります。
布筋は、しつらえた際に程落ち着く位置にお取付けしております。

壁代(かべしろ)

土曜日, 5月 21st, 2011

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壁代

壁代(かべしろ)をお仕立しました。

小葵の地模様の入った白生地に、朽木柄を刷り込み、
紫の布筋(のすじ)を付けています。
壁代は、社や社殿の内部をより丁寧に設えるために、
側面と後面の三面に張られるものです。

今回の仕様の他に、布筋を華やかな赤紫にされることや、装飾をつけない綿・麻の白布にされるがございます。

壁代(かべしろ)  

月曜日, 1月 10th, 2011

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壁代(かべしろ)

壁代をお仕立しました。
小葵柄の白布で、単のお仕立てです。
神殿の壁面にしつらえられるため『装飾を排して』 とのご指定で、
の筋や朽木の摺り柄は入れず、上部のみ 飾り紐を入れております。

光の加減で地模様が浮き出て 簡素な中にもに奥ゆかしさを感じます。

御社2尺

土曜日, 9月 7th, 2024

ブログNo.4584
御社2尺

御社を製作しました。 

台幅2尺(60㎝)の大型の社です。 

材質は吉野桧と木曽桧を使用しております。 

扉には戸帳、内部には壁代を設えました。 

戸帳、壁代とも、布地は人絹緞子、朽木すり柄入り、
布筋紫蝶鳥柄入りでございます。

御社 2尺2寸 桧製 

金曜日, 3月 15th, 2024

ブログNo.4438 
御社 2尺2寸 桧製 

御社を製作しました。

新築の神殿におさめられます。 

台幅2尺2寸、材質は桧製です。 

内部壁面三面には壁代、扉後には戸帳を設えております。

御社 台幅4尺 吉野桧製2-2 

木曜日, 12月 14th, 2023

ブログNo.4362 
御社 台幅4尺 吉野桧製2-2 

ブログNo.4362の続きです。

御社の内部は、側面3面に壁代、扉後には戸帳をしつらえております。 

壁代、戸帳とも人絹緞子、布筋紫胡蝶柄入り、朽木入りでございます。 

ご神体を据える八脚案は、別途ご用意させていただきました。

几帳 片面仕立て150×148㎝ 十六菊紋 布筋:赤紫胡蝶柄入り2-2

水曜日, 5月 3rd, 2023

ブログNo.4173 
几帳 片面仕立て150×148㎝ 十六菊紋 布筋:赤紫胡蝶柄入り2-2

【ブログ4172】の続きです。 
今回の几帳は拝殿が土間のため、床から少し上げて状態でお仕立ていたしましたが、
上段の場合には床に少し垂れるようにお仕立ていたします。

几帳の布地は、今回のような生地に摺り柄と布筋を付けた戸帳・壁代のような仕様と、
織物【ブログNo.4087 】でお仕立てする仕様の2種類ございます。

几帳台は、黒塗り製をご用意いたしました。

几帳(織物) 134×167 大鳥と牡丹柄 布筋段ぼかし 裾模様 朱色 2-2

土曜日, 1月 21st, 2023

ブログNo.4088 
几帳(織物) 134×167 大鳥と牡丹柄 布筋段ぼかし 裾模様朱色 2-2

几帳の起源は、平安時代における貴族の部屋の設えにある考えられています。
当時の建築様式は寝殿造りで、現在のような建具(障子や襖)が無かったため、部屋を仕切る必要がありました。 

御簾や戸帳、壁代も同様の目的で障屏具として使用されました。

特に几帳は、台(几帳台)に掛けて自立出できるため、移動式の障屏具として重用されました。 

高貴な身分の方の傍らに据えられることが多く、細部にわたって丁寧な仕立てがなされていることから、現在の「几帳面」の語源になった御品と伝えられています。

今回の几帳も、多色の鳳と牡丹、雲立涌の地紋が織り込まれておりまれ、丁寧に仕上げらております。

布筋は萌黄と白のグラデーションが美しい段ぼかし、左右には六色の飾り紐が取り付けられ、彩り豊かで奥ゆかしい几帳でございます。