大和の古道 山の辺の道

山の辺の道  水無月の早朝  

2011年6月1日 by sporder

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山の辺の道  水無月の早朝

水無月一日 早朝の山の辺の道です。
道沿いでは、田植えの準備が始まっています。

小雨の降る天気ですが、納屋の石垣の下に敷かれた
萌黄や若草色の初々しい苗が、田植えされるのを待っています。

山の辺の道 畦道の朝露

2011年5月19日 by sporder

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山の辺の道 畦道の朝露

皐月十八、十九日の早朝です。

人麻呂の碑の後ろの、龍王山の稜線から朝日が昇ります。

時折野鳥の声がきこえる静粛の中、
田植え前の畦道の草々に朝露が残り、
皐月らしい清々しい輝きを放っています。

皐月二日の山の辺の道

2011年5月3日 by sporder

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皐月二日の山の辺の道

皐月二日の山の辺の道です。
石畳の坂の上には、新緑の青紅葉が覆いかぶさり、
葉の隙間から日の出の光が差し込んで、
思わずその場所に佇んでしまいました。
あぜ道には、柔らかく輝く、綿毛を残したタンポポが咲いています。

山の辺の道 桜と蒸気霧

2011年4月12日 by sporder

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山の辺の道 桜と蒸気霧

四月十日を過ぎて、山辺の道の桜も満開になりました。
日が昇る前の夜都伎神社の池には、花冷えのため蒸気霧が立ち上り、
幻想的な情景になっています。
蒸気の立ち涌きあがるさまに、
有職文様の『立涌』が由来すると言われますが、
その光景に神秘性と美しさを感じる日本人の心は、
今も変わらないように思います。

 

 


 

山の辺の道 四月一日の早朝 

2011年4月1日 by sporder

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山の辺の道 四月一日の早朝

四月一日の早朝、空は晴れ渡り、
山の辺の山々から太陽が昇りかけています。
道沿いの桜はほとんど、蕾の状態ですが、
1本だけ朝日を浴びて咲く桜を見つけました。

山の辺の道 弥生の朝

2011年3月5日 by sporder

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山の辺の道 弥生の朝

三月一日より東大寺お水取りの本行が始まり、
大和の国も春の訪れを感じる季節となりました。
山の辺の道沿いでも、紅や白の梅が、少しづつ咲き始めています。

如月の山辺の道   

2011年2月3日 by sporder

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如月の山辺の道

二月二日の山辺の道です。
底冷えがしますが、天気が良く空気が澄み渡り、山々が綺麗に見えます。
大和(おおやまと)神社のお旅所から道を見下ろすと、
手前には柿本人麻呂の歌碑が、
後背には御神体山の三輪山を見ることができます。

山辺の道(正月)   

2011年1月5日 by sporder

山辺の道(正月)

底冷えのするお正月の朝、
山の辺の道の周りには霜が降り、
一面柔らかな白色に覆われています。

三日には、青空が見えるくらい晴れ渡り、
清々しいお正月になりました。



師走一日の 山の辺の道

2010年12月1日 by sporder

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山の辺の道

師走一日 朝の夜都伎神社と石上神宮です。

底冷えのする晴れ渡った空から注がれる光が、
真っ赤な紅葉を生き生きと照らしています。

山の辺の道(霜月二日)

2010年11月3日 by sporder

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山の辺の道

霜月二日 早朝の山の辺の道です。
日の出前の山の辺の山々は青紫に染まり、
よどみのない凛とした空気に包まれています。
日が昇ると 道沿いの稲刈りをすませた田んぼの横に、
綺麗な柿が実っていました。