八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。
ご家庭の神床に設えられるものです。
幅120cm奥行23cm高さ80cm、
材質は木曽桧材です。
案の奥行は1寸刻みに製作させて頂くことが多いのですが、
今回は場所の関係で8寸(約24cm)より1cm控えました。
木曽桧材の天板は、人肌のような柔らかな色合いで、
仕上がるたびに異なる木目には、自然の意図しない美しさがあります。
昨日のブログNo.941 の続きです。
内部の扉は、御霊様(向かって左)よりも、
神様の御扉(向かって右側)を少し大きくしております。
扉金具は打ち掛け付きの本金メッキで、
扉裏には赤地と緑地の御簾を設えております。
一番奥には、繧繝縁の厚畳(ブログNo.936)を設えました。
祭典の際には、 神壇とは別途に 総木曽桧製の八脚案(ブログNo.940)を
神壇の前に据えるかたちになります。