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几帳(織物) 134×167 大鳥と牡丹柄 布筋段ぼかし 裾模様 朱色 2-2

土曜日, 1月 21st, 2023

ブログNo.4088 
几帳(織物) 134×167 大鳥と牡丹柄 布筋段ぼかし 裾模様朱色 2-2

几帳の起源は、平安時代における貴族の部屋の設えにある考えられています。
当時の建築様式は寝殿造りで、現在のような建具(障子や襖)が無かったため、部屋を仕切る必要がありました。 

御簾や戸帳、壁代も同様の目的で障屏具として使用されました。

特に几帳は、台(几帳台)に掛けて自立出できるため、移動式の障屏具として重用されました。 

高貴な身分の方の傍らに据えられることが多く、細部にわたって丁寧な仕立てがなされていることから、現在の「几帳面」の語源になった御品と伝えられています。

今回の几帳も、多色の鳳と牡丹、雲立涌の地紋が織り込まれておりまれ、丁寧に仕上げらております。

布筋は萌黄と白のグラデーションが美しい段ぼかし、左右には六色の飾り紐が取り付けられ、彩り豊かで奥ゆかしい几帳でございます。

別注)御社 36×24×48㎝ 桧製   

水曜日, 9月 14th, 2022

ブログNo.3983 
別注)御社 36×24×48㎝ 桧製   

御社を製作しました。

ご指定寸法のご神体が納まる寸法をご指定いただき、
外寸 幅36㎝奥行24㎝高さ48㎝、内寸22×17×32㎝で仕上げました。 

材質は桧製、内部の底には繧繝縁の敷物、
扉には戸帳を設えております。

別注)御霊舎 36×22.5×38㎝ 木曽桧製 扉金具付き 内装  3-3 

水曜日, 8月 24th, 2022

ブログNo.3965 
別注)御霊舎 36×22.5×38㎝ 木曽桧製 扉金具付き 内装  3-3 

別注で製作した御霊舎(ブログNo.3964)の内装を設えました。

御扉の後ろには、戸帳を張り、内部の床には敷物を敷きました。

戸帳は、人絹小葵地の生地に、朽木を刷り込み、
布筋は紫胡蝶柄入り、袷仕立てでございます。

敷物は、繧繝布を使用いたしました。

別注)御霊舎 36×22.5×38㎝ 木曽桧製   

日曜日, 8月 21st, 2022

ブログNo.3963 
別注)御霊舎 36×22.5×38㎝ 木曽桧製   

御霊舎を製作しました。 

外寸幅36㎝奥行22.5㎝高さ38㎝(内寸27×16×28㎝)材質は木曽桧製です。 

御霊舎完成後、扉金具、戸帳、敷物を設えます。 

御社 3尺 桧製  

日曜日, 1月 23rd, 2022

ブログNo.3791 
御社 3尺 桧製  

御社を製作しました。 

新築の神殿に据えられます。 

台幅3尺(約90㎝ 台奥行:52㎝、総高さ:117㎝)の大型の御社です。 

宮師が作る手造りの御品で、材質は総桧製です。

扉の後背には、紫布筋と朽木柄の入った戸帳、
内部にはご神体を据える八脚案を設えております。

御扉 桧製 30×30㎝  

月曜日, 3月 1st, 2021

ブログNo.3522 
御扉 桧製 30×30㎝

御扉を製作しました。 

神殿内に設置されます。 

幅30㎝高さ30㎝、材質は桧製です。  

御扉の裏側には、白地紫布筋の戸帳を設えます。

御簾 86×55㎝(40㎝パイプ巻き) 正絹本倭錦赤 麻房付き

日曜日, 11月 15th, 2020

 

 

ブログNo.3435 
御簾 86×55㎝(40㎝パイプ巻き) 正絹本倭錦赤 麻房付き

御簾をお仕立てしました。 

拝殿神棚の正面に設えられます。 

幅86㎝丈55㎝、竹は綿糸表編み、
布は正絹本倭錦、房は麻房3段染めです。 

神棚の後面には、戸帳(ブログNo.3434)を設えております。  

土曜日, 6月 6th, 2020

ブログNo.3307 
別注御霊舎 三扉式 94×25×65㎝  桧製  3-3  

別注御霊舎の内部には、 繧繝縁の敷物を設えました。 

1か月以上の時間をかけて、御霊舎、 金具、戸帳、敷物など 
数々の職人の熟練の技術が集まり、御霊舎が完成しました。 

 

御霊舎が完成に近づくにつれて、眺める時間が長くなり、
職人の細部に至るこだわりを探してしまいます。

 

 

 

別注御霊舎 三扉式 94×25×65㎝  桧製  3-2 

金曜日, 6月 5th, 2020

ブログNo.3306 
別注御霊舎 三扉式 94×25×65㎝  桧製  3-2 

別注の御霊舎に、扉金具と戸帳を設えました。 

金具は扉に12枚 定木に3枚計15枚の 
本八双(ほんはっそう)仕様でございます。 

材質は銅地本金メッキです。 

中央の金具には、海老上に代えて内掛けをお取り付けしております。

御社 5尺5寸 吉野桧製 2-2

金曜日, 4月 3rd, 2020

ブログNo.3252 
御社 5尺5寸 吉野桧製 2-2

御社は細部にわたって、丁寧に仕上げられております。

社台には、荷重がかかっても反らないように、底部に束が入り、
屋根は細い板を重ね張りして、質感高く仕上げております。

職人の技の一つの、御扉の開扉の際の軋み音も、
程よく響き随所に職人技の継承を見て取れます。

扉の後ろには、布筋が紫の戸帳を設え、
内部壁面3面には壁代をお取り付けいたしました。

内部中央には、高さを抑えた桧製の八脚案、
その上に紅白の布団を設えました。