狩衣に織り込まれた 雲鶴文様です。
雲鶴は有職文様の中でも格式の高いもので、
向かい合う2羽の鶴の間に雲が配され、全体が丸くおさまっているかたちは、
デザインとしても高い完成度が感じられます。
狩衣に織り込まれた 雲鶴文様です。
雲鶴は有職文様の中でも格式の高いもので、
向かい合う2羽の鶴の間に雲が配され、全体が丸くおさまっているかたちは、
デザインとしても高い完成度が感じられます。
御幣の中で、幣部分が金属製のものは金幣と称されます。
古式に則って折り上げられた幣は、神を想起させる特有の形です。
本金箔で仕上げられた幣に僅かな光があたると、
谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』の金屏風の一節のように、
全体が浮き出るような神々しさが感じられます。
【参考ブログNo.989】
『神具美』のページをブログに一新しました。
ふと見入ってしまうような、美しい神具をご紹介します。