雪華バッグの新色 ができあがりました。
多数のご要望をいただいておりました、雪華バッグの新色が出来上がりました。
カーキとワインレッドでございます。
【雪華文様とは】
雪華文様は、雪の結晶をモチーフにした模様でございます。
雪を華(花)に見たてることにより、雪華(せっか)と呼ばれます。
日本では古くから(平安期)雪の結晶が六角形であることが知られておりましたが、
江戸時代に、古河藩主の土井利位が雪の結晶の観察を家臣に命じ、「雪華図説」にまとめて出版したことにより、
美しい雪のデザインが武家だけでなく、庶民にも一気に広まりました。
印籠や刀の鍔(つば)、着物や装飾小物などをはじめ、様々なところに雪華紋が使われ、現在に至っております。
雪華は冬を表現する文様でございますが、あえて夏場に、『粋』に涼しさを表現するモチーフとして使われることもございます。
また、北欧の雪の結晶デザインと相通じるものもございますが、
細部には日本人特有の自然感が織り込まれており、有職文様と並ぶ日本を代表する美しいデザインでございます。